計算機システムⅠ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 計算機システムⅠ
科目番号 0108 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気制御システム工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 石田 文彦

到達目標

1. 離散フーリエ変換について理解する.
2. オートマトンについて理解する.
3. 情報量について理解する.
4. AIに関して、社会との関わり、セキュリティ、技術について理解する.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1離散フーリエ変換について理解し,詳細な計算ができる.離散フーリエ変換について理解し,標準的な計算ができる.離散フーリエ変換に関する標準的な計算ができない.
評価項目2オートマトンについて理解し,詳細な計算,構成ができる.オートマトンについて理解し,標準的な計算,構成ができる.オートマトンについて理解し,標準的な計算,構成ができない.
評価項目3情報量について理解し,詳細な計算ができる.情報量について理解し,標準的な計算ができる.情報量について理解し,標準的な計算ができない.
評価項目4AIと社会との関わり,AIに関するセキュリティ,技術について理解し,実例を挙げて詳細に説明できる.AIと社会との関わり,AIに関するセキュリティ,技術について理解し,説明できる.AIと社会との関わり,AIに関するセキュリティ,技術について理解,説明できない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-2 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 A-5 説明 閉じる
JABEE 1(2)(c) 説明 閉じる
JABEE 1(2)(d)(1) 説明 閉じる
JABEE 1(2)(d)(2) 説明 閉じる
JABEE 2.1(1) 説明 閉じる
ディプロマポリシー 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
計算機システムは現代社会の基盤技術の一つである.本講義では,計算機システムを構成する理論基礎および信号処理の基礎となる応用数学やAIに関連した社会変化や技術等を学び,計算機システムの基礎を理解することを目的とする.
授業の進め方・方法:
講義,演習
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 信号の特徴 信号の分類,処理を理解する.
2週 フーリエ変換 フーリエ変換を理解する.
3週 標本化 標本化定理を理解する.
4週 離散フーリエ変換(1) 離散フーリエ変換を理解する.
5週 離散フーリエ変換(2) 離散フーリエ変換の計算ができる.
6週 オートマトン(1) 有限オートマトンを構成できる.
7週 オートマトン(2) チューリングマシンを構成できる.
8週 中間試験
2ndQ
9週 中間試験の答案返却,解説
10週 情報量(1) 誤り訂正符号を構築できる.情報エントロピーの計算ができる.
11週 情報量(2) 効率的な符号変換ができる.
12週 AI(1) AIと社会との関わりについて説明できる.
13週 AI(2) AIとセキュリティについて説明できる.
14週 AI(3) AIに関する技術について説明できる.
15週 期末試験
16週 期末試験の答案返却,解説,アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60400000100
基礎的能力400000040
専門的能力2040000060
分野横断的能力0000000