工業英語Ⅱ

科目基礎情報

学校	富山高等専門学校	開講年度	令和03年度 (2021年度)
授業科目	工業英語Ⅱ
科目番号	0125	科目区分	専門 / 選択
授業形態	授業	単位の種別と単位数	履修単位: 1
開設学科	電気制御システム工学科	対象学年	5
開設期	前期	週時間数	2
教科書/教材	配布プリント
担当教員	櫻井 豊

到達目標

・教科書的内容が読み取れる
・200語程度の英文アブストラクトが多少の文法的間違いを許せば書ける
・海外生活に興味・関心があり，想像できる

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
項目１	一般レベルの論文の内容が読み取れる	教科書的内容が読み取れる	日本語で理解した基礎的内容が読み取れない
項目２	200語程度の英文アブストラクトが正しく書ける	200語程度の英文アブストラクトが多少の文法的間違いを許せば書ける	200語程度の英文アブストラクトが書けない。書けても全く意味が不明。
項目３	海外生活・時差等が理解出来る。	海外生活に興味・関心があり，想像できる	興味関心が全くない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-6 （核となる専門分野の既存技術を説明でき，社会から要求されている問題や実務上の問題を見出し設定することができる。）

JABEE 1(2)(d)(1) （専門工学（工学（融合複合・新領域）における専門工学の内容は申請高等教育機関が規定するものとする）の知識と能力）

JABEE 1(2)(e) （種々の科学、技術及び情報を活用して社会の要求を解決するためのデザイン能力）

ディプロマポリシー 3 （豊かな教養と倫理観を身につけ，社会に貢献できる。）

教育方法等

概要:

科学技術表現，数学表現，米国事情，などの講義，ジャーナルや科学技術読み物の講読により実践的感覚を身につける。

授業の進め方・方法:

通常の講義や演習，およびゼミ形式で行う。

注意点:

英語を道具として我々の専門分野で生かせることが主眼。工業英語Iを履修していることが望ましい。

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
前期
	1stQ
		1週	数と式の表現	各種の数式や，微分・積分などの読み方を学ぶ。
		2週	数量の表現，数学に関する表現	・大きさ・精度・近似・角度・温度・圧力等や，幾何・解析・統計の表現を学ぶ。
		3週	科学技術英単語について（１）・quiz & answer	科学技術英語に良く使われる英単語のquizを行い，語彙をsqueezeした後，解答・解説で補完する。
		4週	科学技術英単語について（２）・quiz & answer	科学技術英語に良く使われる英単語のquizを行い，語彙をsqueezeした後，解答・解説で補完する。
		5週	科学技術英単語について（３）・quiz & answer	科学技術英語に良く使われる英単語のquizを行い，語彙をsqueezeした後，解答・解説で補完する。
		6週	和製英語について・50程度の実例を検証	和製英語の誤用を避けるために良くある実例を理解。特に工業技術分野の正しい英語表現を覚える。
		7週	米国の大学生活について・ALABAMA大学ELIのパンフを読む。	米国生活について考える。
		8週	最新科学技術英語・IEEE, Spectrum誌最新号の主要記事を読む。	技術トレンドを英文記事を通して理解する。
	2ndQ
		9週	技術論文講読・IEEE, The Electrical Engineering Handbookの導入記事を読む。	電気工学の基礎を英文通してレビューする。
		10週	技術論文講読・IEEE, The Electrical Engineering Handbookの導入記事を読む（つづき）。	電気工学の基礎を英文通してレビューする。
		11週	技術論文講読・IEEE, The Electrical Engineering Handbookの導入記事を読む（つづき）。	電気工学の基礎を英文通してレビューする。
		12週	技術論文講読・IEEE, The Electrical Engineering Handbookの導入記事を読む（つづき）。	電気工学の基礎を英文通してレビューする。
		13週	技術論文講読・IEEE, The Electrical Engineering Handbookの導入記事を読む（つづき）。	電気工学の基礎を英文通してレビューする。
		14週	基礎文法の復習・５文型と技術英文について。	基本的な技術英文の文型分析ができる。
		15週	小テスト
		16週	期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類		分野	学習内容	学習内容の到達目標	到達レベル	授業週
基礎的能力	人文・社会科学	英語	英語運用能力向上のための学習	英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。	3

評価割合

	試験	発表	相互評価	態度	ポートフォリオ	quiz類	合計
総合評価割合	70	0	0	0	0	30	100
基礎的能力	40	0	0	0	0	20	60
専門的能力	30	0	0	0	0	10	40
分野横断的能力	0	0	0	0	0	0	0