到達目標
1.現象のモデル化と計算原理の適用ができる.
2.モデルに対する近似解法ができる.
3.シミュレーション計算における流れを理解できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 現象のモデル化と計算原理の適用が正確にできる. | 現象のモデル化と計算原理の適用ができる. | 現象のモデル化と計算原理の適用ができない. |
評価項目2 | モデルに対する近似解法が正確にできる. | モデルに対する近似解法ができる. | モデルに対する近似解法ができない. |
評価項目3 | シミュレーション計算における流れを正確に理解できる. | シミュレーション計算における流れを理解できる. | シミュレーション計算における流れを理解できない. |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 A-6
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JABEE 1(2)(d)(1)
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JABEE 1(2)(e)
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ディプロマポリシー DP2
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教育方法等
概要:
学習目標(授業の狙い)
工学的現象の数値シミュレーション手法の基礎を学び,簡単なシミュレーション計算を実行できるようになることを目標とする.講義は,計算力学における有限要素法を中心として工学的なシミュレーションにおける数学的原理を学習する.さらに,コンピュータ演習を交えて,実際に簡単なモデルを構築してシミュレーション計算を行い,理解を深める.
授業の進め方・方法:
教員単独による講義を実施する.
事前に行う準備学習:前回の講義の復習および予習を行ってから授業に臨むこと.
注意点:
定期試験を70%,提出物を30%として60点以上の評価で単位を認定する.定期試験は再試験を行うことがある.評価が60点に満たない者は,願い出により追認試験を受けることができる.追認試験の結果,単位の修得が認められた者にあっては,その評価を60点とする.
学修単位のため、60時間相当の授業外学習が必要である.
授業外学習・事前:授業内容を予習しておく.
授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解く.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
シラバス説明,概論 |
シラバスの説明. シミュレーションおよび有限要素法の概論.有限要素法の歴史的背景が理解できる. 授業外学習・事前:授業内容を予習しておく. 授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解く.
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2週 |
有限要素法と1次元要素モデル |
有限要素法の解析内容と基本的なばね要素. 1次元単一ばねの剛性方程式と剛性マトリックス. 1次元ばねの直列結合の剛性マトリックスの考え方が理解できる. 授業外学習・事前:授業内容を予習しておく. 授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解く.
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3週 |
1次元要素モデルの組合せと行列 |
1次元ばねモデルの組合せと行列要素との関係.電気回路への応用として,電気抵抗の要素モデルとの類似性が理解できる. 授業外学習・事前:授業内容を予習しておく. 授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解く.
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4週 |
2次元要素モデル |
座標変換マトリックスと固有の剛性マトリックス.2次元ばね要素モデルの剛性方程式が理解できる. 授業外学習・事前:授業内容を予習しておく. 授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解く.
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5週 |
2次元要素組合わせモデル |
2次元ばね要素の組合わせモデルの剛性マトリックスが理解できる. 授業外学習・事前:授業内容を予習しておく. 授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解く.
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6週 |
剛性方程式の解法と剛性マトリックスの性質 |
境界条件と荷重条件.行列操作による剛性方程式の解法.剛性方程式の一般的性質が理解できる. 授業外学習・事前:授業内容を予習しておく. 授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解く.
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7週 |
境界条件と荷重条件および剛性方程式の解法の演習 |
境界条件と荷重条件.行列操作による剛性方程式の解法.剛性方程式の一般的性質が理解できる. 授業外学習・事前:授業内容を予習しておく. 授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解く.
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8週 |
ラーメン構造への拡張,はりの基本方程式 |
はりの曲げの基本方程式,ラーメン構造の固有剛性マトリックスの構築が理解できる. 授業外学習・事前:授業内容を予習しておく. 授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解く.
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4thQ |
9週 |
場の方程式と試験関数による近似 |
場の方程式,重みつき残差法,選点法,試験関数が理解できる. 授業外学習・事前:授業内容を予習しておく. 授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解く.
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10週 |
いくつかの重み関数による近似解 |
重みつき残差法,選点法,最小二乗法,ガラーキン法,1次元解析例が理解できる. 授業外学習・事前:授業内容を予習しておく. 授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解く.
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11週 |
変分原理直接法 |
支配方程式,変分原理が理解できる. 授業外学習・事前:授業内容を予習しておく. 授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解く.
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12週 |
変分原理直接法 |
グリーンの定理,オイラーの方程式が理解できる. 授業外学習・事前:授業内容を予習しておく. 授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解く.
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13週 |
変分原理直接法 |
リッツ法による1次元解析例,1次元の内挿関数,三角形要素の形状関数が理解できる. 授業外学習・事前:授業内容を予習しておく. 授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解く.
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14週 |
総合演習 |
学習内容を演習を通して総合的に確認することを通して,シミュレーションの適用分野を理解できる. 授業外学習・事前:授業内容を予習しておく. 授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解く.
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
成績評価・確認 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 35 | 0 | 0 | 0 | 0 | 15 | 50 |
専門的能力 | 35 | 0 | 0 | 0 | 0 | 15 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |