数理データサイエンス・AI, 情報リテラシー, セキュリティ等を学修し, 今後の情報化社会での日常生活や仕事等の場面で活用することができる基礎的素養を身につけること.
社会情勢や社会での実例学ぶことにより, 人間中心の適切な判断ができ, 学修した知識やスキル等を説明, 活用できるようになること.
(1) 数理データサイエンス・AIと社会の関わり
(2) 情報リテラシー
(3) セキュリティ
(4) オフィススイート活用
概要:
「データサイエンスⅠ」「データサイエンスⅡ」を通して, 文理問わず高専生が学修すべき情報技術に関するリテラシー, 数理データサイエンス・AIやセキュリティを学ぶ.
知識だけではなく, 社会における重要性を実例を通して学んだり, 実データを用いた演習を実践することで, 現実社会の課題発見・解決力と適切な活用法の修得のための基礎素養を身につける.
授業の進め方・方法:
講義および実データを用いた演習を中心に授業を進める.
学修した知識の社会における重要性や利活用を学ぶ際には, 自らの考え等をまとめ, 他者と議論するため, グループワーク等を実施する.
事前に行う準備学習:前回の講義の復習および予習を行ってから授業に臨むこと
(授業外学習・事前)授業内容を予習しておく.
(授業外学習・事後)授業内容に関する課題を解く.
注意点:
<評価>
試験,発表,その他(レポート等)を総合的に評価する.各評価は,試験50%,発表およびその他50%の割合とする.単位認定には50点以上の評定が必要である.
評価が50点に満たない者は,願い出により追認試験を受けることができる.追認試験の結果,単位の修得が認められた者にあっては,その評価を50点とする.
<追認試験>
評価が50点に満たない者は,願い出により追認のための課題を受けることができる.追認課題の結果,単位の修得が認められた者にあっては,その評価を50点とする.
<授業計画>
授業計画は, 学生の理解度等に応じて変更する場合がある.
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 情報システム利用 |
授業の進め方を理解できる. 情報システム利用の設定ができる.
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2週 |
情報システム設定 |
パソコンやネットワークの設定ができる.
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3週 |
情報リテラシー(1) - コンピュータの動作原理 - |
コンピュータの動作原理, 構成, ハードウェアとソフトウェアの役割を理解できる. コンピュータの情報表現について理解できる.
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4週 |
情報リテラシー(2) - ネットワーク基礎,アルゴリズム基礎 - |
情報ネットワークの役割, 構成や仕組みについて理解できる.フローチャートやアルゴリズムについて理解できる.
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5週 |
情報モラルとセキュリティ(1) - 情報の扱い, ポリシー, マナー - |
セキュリティの重要性や情報の取り扱い, 規則やポリシーを理解できる. インターネット利用の危険性やマナーを理解できる.
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6週 |
情報モラルとセキュリティ(2) - サイバー攻撃, セキュリティ技術, マネジメント - |
サイバー攻撃と防御技術を学び, セキュリティの要素技術について理解できる. リスク管理やマネジメント法について理解できる.
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7週 |
数理データサイエンス・AIと社会,実社会での活用事例(ビジネス展開) |
数理データサイエンス・AIと社会の変化の関わりについて理解できる.数理データサイエンス・AIとビジネスとの関わりを学び, 実社会での活用について理解できる.
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8週 |
数理データサイエンス・AIの活用技術 |
数理データサイエンス・AIを実社会で活用する際の基礎技術について理解できる.
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2ndQ |
9週 |
定期試験 |
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10週 |
試験返却 Office Suite活用(1) |
ワープロソフト, 表計算ソフト, プレゼンテーションソフトの実習を通して活用法を理解できる.
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11週 |
Office Suite活用(2) |
ワープロソフト, 表計算ソフト, プレゼンテーションソフトの実習を通して活用法を理解できる.
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12週 |
Office Suite活用(3) |
ワープロソフト, 表計算ソフト, プレゼンテーションソフトの実習を通して活用法を理解できる.
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13週 |
Office Suite活用(4) |
ワープロソフト, 表計算ソフト, プレゼンテーションソフトの実習を通して活用法を理解できる.
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14週 |
Office Suite活用(5) |
ワープロソフト, 表計算ソフト, プレゼンテーションソフトの実習を通して活用法を理解できる.
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15週 |
レポート,発表 |
レポート作成および成果を発表する.
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16週 |
授業評価アンケート |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 2 | 前2,前5 |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 2 | 前3 |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 2 | 前4 |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 2 | 前4 |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 2 | 前4 |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 2 | 前2,前5 |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 2 | 前2,前5 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 2 | 前6 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 2 | 前6 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 2 | 前3,前4,前5,前6,前7,前8 |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 2 | 前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 2 | 前3,前4,前5,前6,前7,前8 |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 2 | 前3,前4,前5,前6,前7,前8 |
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 2 | 前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 2 | 前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 2 | 前5,前15 |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 2 | 前5,前15 |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 2 | 前5,前15 |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 2 | 前5,前15 |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 2 | 前5,前15 |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 2 | 前15 |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 2 | 前1,前15 |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 2 | 前1,前15 |
法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 2 | 前1 |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 2 | 前1 |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 2 | 前1 |
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。 | 2 | 前7,前8 |
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。 | 2 | 前7,前8 |
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。 | 2 | 前7,前8 |
企業には社会的責任があることを認識している。 | 2 | 前7,前8 |
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。 | 2 | 前7,前8 |
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。 | 2 | 前7,前8 |
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。 | 2 | 前7,前8 |
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。 | 2 | 前7,前8 |
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。 | 2 | 前7,前8 |
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。 | 2 | 前7,前8 |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。 | 2 | 前7,前8 |
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。 | 2 | 前7,前8 |
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。 | 2 | 前7,前8 |