ものづくり基礎工学実験

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 ものづくり基礎工学実験
科目番号 0018 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 電気制御システム工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 6
教科書/教材 プリント
担当教員 金子 慎一郎,多田 和広,北村 拓也,渡辺 秀典

到達目標

1. 技術者像を描くことができる.
2. 学科において基礎となる知識と技量を知る.
3. 安全について配慮ができる.
4. 学際性の大切さについて理解できる.
5. キャリアデザインができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1技術者像を具体的に描くことができる.技術者像を描くことができる.技術者像を描くことができない.
評価項目2 学科において基礎となる知識と技量を正しく理解できる. 学科において基礎となる知識と技量を知る. 学科において基礎となる知識と技量を理解できない.
評価項目3安全について適切な配慮ができる.安全について配慮ができる.安全について配慮ができない.
評価項目4学際性の大切さについて正しく理解できる.学際性の大切さについて理解できる.学際性の大切さについて理解できない.
評価項目5具体的なキャリアデザインができる.キャリアデザインができる.キャリアデザインができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
各学科(機械システム工学科,電気制御システム工学科,物質化学工学科,電子情報工学科,商船学科,国際ビジネス学科)の授業・実験実習を通して各専門における基礎知識や基礎技術を習得する。さらに,この授業・実習を通してものづくりにはさまざまな専門技術がかかわっていることに気付くとともに学際的な感覚を持った技術者を志すきっかけとなることを目的とする。また,全体授業では,技術者に求められる力(チームワーク,コミュニケーション,ルールの厳守など),目指すべき技術者像などについて考える。
授業の進め方・方法:
講義および実験
注意点:
・社会で求められる力についてしっかり学び,今後本校でどのように学びたいかを明確にする機会としてください。そのために,各学科における授業に興味を持ち積極的に取り組んでください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 導入  技術者とは,社会人基礎力,学際性について
2週 工学系4学科① 海と船について,技術者と企業
3週 工学系4学科② 段ボールを用いた衝撃吸収実験
4週 工学系4学科③ 電気基礎実験(オームの法則や分圧・分流,ブリッジ回路など電気の基礎を学ぶ)
5週 工学系4学科④ 生活の中の酸・塩基とpH(無機系)
6週 工学系4学科⑤ 電子計測とコンピュータへの信号取り込み
7週 電気制御システム工学科① (1)LEGOロボットを用いて, 制御プログラムを実装することにより, 組み込みシステムの基礎を学ぶ。
(2)画像処理を用いてマイコンカーを制御することにより,画像処理の基礎及び工学的応用について学ぶ。
(3)MS-Officeの利用法を理解し、レポートなどの文書作成、プレゼン資料作成について学習する。
8週 電気制御システム工学科② (1)LEGOロボットを用いて, 制御プログラムを実装することにより, 組み込みシステムの基礎を学ぶ。
(2)画像処理を用いてマイコンカーを制御することにより,画像処理の基礎及び工学的応用について学ぶ。
(3)MS-Officeの利用法を理解し、レポートなどの文書作成、プレゼン資料作成について学習する。
2ndQ
9週 電気制御システム工学科③ (1)LEGOロボットを用いて, 制御プログラムを実装することにより, 組み込みシステムの基礎を学ぶ。
(2)画像処理を用いてマイコンカーを制御することにより,画像処理の基礎及び工学的応用について学ぶ。
(3)MS-Officeの利用法を理解し、レポートなどの文書作成、プレゼン資料作成について学習する。
10週 電気制御システム工学科④ (1)LEGOロボットを用いて, 制御プログラムを実装することにより, 組み込みシステムの基礎を学ぶ。
(2)画像処理を用いてマイコンカーを制御することにより,画像処理の基礎及び工学的応用について学ぶ。
(3)MS-Officeの利用法を理解し、レポートなどの文書作成、プレゼン資料作成について学習する。
11週 電気制御システム工学科⑤ (1)LEGOロボットを用いて, 制御プログラムを実装することにより, 組み込みシステムの基礎を学ぶ。
(2)画像処理を用いてマイコンカーを制御することにより,画像処理の基礎及び工学的応用について学ぶ。
(3)MS-Officeの利用法を理解し、レポートなどの文書作成、プレゼン資料作成について学習する。
12週 電気制御システム工学科⑥ (1)LEGOロボットを用いて, 制御プログラムを実装することにより, 組み込みシステムの基礎を学ぶ。
(2)画像処理を用いてマイコンカーを制御することにより,画像処理の基礎及び工学的応用について学ぶ。
(3)MS-Officeの利用法を理解し、レポートなどの文書作成、プレゼン資料作成について学習する。
13週 電気制御システム工学科⑦ (1)LEGOロボットを用いて, 制御プログラムを実装することにより, 組み込みシステムの基礎を学ぶ。
(2)画像処理を用いてマイコンカーを制御することにより,画像処理の基礎及び工学的応用について学ぶ。
(3)MS-Officeの利用法を理解し、レポートなどの文書作成、プレゼン資料作成について学習する。
14週 電気制御システム工学科⑧ (1)LEGOロボットを用いて, 制御プログラムを実装することにより, 組み込みシステムの基礎を学ぶ。
(2)画像処理を用いてマイコンカーを制御することにより,画像処理の基礎及び工学的応用について学ぶ。
(3)MS-Officeの利用法を理解し、レポートなどの文書作成、プレゼン資料作成について学習する。
15週 まとめ 社会人基礎力とふりかえり,キャリアデザイン
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野情報基本的なアルゴリズムを理解し、図式表現できる。3前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
プログラミング言語を用いて基本的なプログラミングができる。3前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
情報系分野プログラミング制御構造の概念を理解し、条件分岐や反復処理を記述できる。3前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。3前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14

評価割合

レポート発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000