CAD/CAM工学

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 CAD/CAM工学
科目番号 0025 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気制御システム工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 3次元CAD・CAE・CAMを活用した創造的な機械設計、金沢大学設計教育グループ、日刊工業
担当教員 石黒 農

到達目標

3D-CADに関する概略的知識を習得する。3Dから2D-CADへの落とし込み方法と一般的なファイルフォーマット。3D-CADからCAEへの移行に関するファイルフォーマットを習得し、シェルモデルとソリッドモデルでの注意を紹介する。金型づくりに関するモデル作成方法について学ぶ。3Dプリンターの紹介や、GコードによるCNC機械の利用に関する応用を講義形式で説明する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
教科書を中心に授業を進めていく。CAMやCNCに関する項目は別途教員の用意した資料を基に授業を展開する。その後、付属の簡易CAEソフトによる物理シミュレーションを行う。STL形式によるGコードを代表とするCNCデータの作り方と、3Dプリンタへの応用を紹介する。
授業の進め方・方法:
3D-CADに関する概略的知識を習得する。3Dから2D-CADへの落とし込み方法と一般的なファイルフォーマット。3D-CADからCAEへの移行に関するファイルフォーマットを習得し、シェルモデルとソリッドモデルでの注意を紹介する。金型づくりに関するモデル作成方法について学ぶ。3Dプリンターの紹介や、GコードによるCNC機械の利用に関する応用を講義形式で説明する。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週  3DCADソリッドワークスの使い方 起動、拡大縮小、回転、移動と右手座標系の概念の説明。
2週 3DCADソリッドワークスの使い方 部品、フィーチャー、アセンブリなどモデリングに関する概念の説明。
3週 部品作製とアセンブリ 定義平面、定義軸と参照平面などの扱い方。部品図の作り方。
4週 部品作製とアセンブリ アセンブリによる3次元仮想組立。3次元モデルの2Dへの落とし込み方法とファイル形式。
5週 複雑な形状部品のモデリングその1 ロフト、スイープサーフェス、回転サーフェスなどを利用した実践的モデリング。
6週 複雑な形状部品のモデリングその2 ロフト、スイープサーフェス、回転サーフェスなどを利用した実践的モデリング。
7週 図面作成 製図方法の知識の習得
8週 中間テスト レポートの提出と、ファイル形式、定義平面などの意味を確認する到達度テスト。
4thQ
9週 金型製作への応用その1 モールド設計方法を習得する。
10週 金型製作への応用その2 モールド設計方法を習得する。
11週 CAEの活用 3次元CAEの体験力学編。3次元モデルのファイル形式の習得IGES、STLなど。1回目。
12週 CAEの活用 構造物の固有振動数に関する固有値解析。付属ソフトのチュートリアルを活用する。
13週 CAEの活用 3次元CAEの体験力学編。3次元モデルのファイル形式の習得IGES、STLなど。2回目。
14週 CAEの活用 3次元CAEの体験流体編。付属ソフトのチュートリアルを活用する。
15週 CAMの活用および3Dプリンターの説明 CAMの歴史的背景とGコード生成ソフトの利用方法および3Dプリンターの紹介。
16週 期末試験 全体の到達度を確認するテスト。図面作成、解析、加工に移行するときの標準ファイルおフォーマットや、各項目の仕事の流れに関することについて試験する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000