基礎科学実験

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 基礎科学実験
科目番号 0042 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気制御システム工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 プリント、サイエンスビュー化学総合資料
担当教員 森田 康文,山腰 等

到達目標

物理実験の基本操作を身に付け、基本知識を活かして、安全を確保しながら実験を行うことが出来る。
化学実験の基本操作を身に付け、基本知識を活かして、安全を確保しながら実験を行うことが出来る。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1物理実験の基本知識を生かしながら実験を行うことができる物理実験の基本操作を身につけて実験ができる物理実験の基本知識、基本操作ができない
評価項目2化学実験の基本操作を身に付け、基本知識を活かして、安全を確保しながら実験を行うことが出来る。化学実験の基本操作を身に付け、基本知識を活かして実験を行うことが出来る。化学実験の基本操作を身に付け、基本知識を活かして安全に実験を行うことが出来ない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
物理および化学の基礎的な実験を行う。
授業の進め方・方法:
実験とレポート提出
注意点:
実験に関する基本操作、基礎知識を身に付けること。
安全を確保して実験を行うこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
2週 物理実験(1) 運動の法則の実験
3週 物理実験(2) 運動量保存の実験
4週 物理実験(3) 力学的エネルギー保存の実験
5週 物理実験(4) かさ袋ロケットの実験
ホバークラフトの実験
6週 物理実験(5) かさ袋ロケットの実験
ホバークラフトの実験
7週 物理実験(6) プレゼンテーション
8週 中間試験 実施せず
4thQ
9週 化学実験① 実験説明
10週 化学実験② イオン化傾向
11週 化学実験③ 気体1molの体積
12週 化学実験④ 反応熱その1
13週 化学実験⑤ 反応熱その2
14週 化学実験⑥ サリチル酸メチルの合成
15週 期末試験 実施せず
16週 まとめとアンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学物理実験物理実験測定機器などの取り扱い方を理解し、基本的な操作を行うことができる。2
安全を確保して、実験を行うことができる。2
実験報告書を決められた形式で作成できる。2
有効数字を考慮して、データを集計することができる。2
力学に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。2
化学実験化学実験実験の基礎知識(安全防具の使用法、薬品、火気の取り扱い、整理整頓)を持っている。2
事故への対処の方法(薬品の付着、引火、火傷、切り傷)を理解し、対応ができる。2
測定と測定値の取り扱いができる。3
有効数字の概念・測定器具の精度が説明できる。3
レポート作成の手順を理解し、レポートを作成できる。3
ガラス器具の取り扱いができる。3
基本的な実験器具に関して、目的に応じて選択し正しく使うことができる。3
試薬の調製ができる。3
代表的な気体発生の実験ができる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。2
相手を理解した上で、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ている。2
集団において、集団の意見を聞き、自分の意見も述べ、目的のために合意形成ができる。2
目的達成のために、考えられる提案の中からベターなものを選び合意形成の上で実現していくことができ、さらに、合意形成のための支援ができる。2
ICTやICTツール、文書等を基礎的な情報収集や情報発信に活用できる。2
ICTやICTツール、文書等を自らの専門分野において情報収集や情報発信に活用できる。2
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、そこから主要な原因を見出そうと努力し、解決行動の提案をしようとしている。2
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、発見した課題について主要な原因を見出し、論理的に解決策を立案し、具体的な実行策を絞り込むことができる。2
事象の本質を要約・整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。2
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し、自分の感情の抑制、コントロールをし、他者の意見を尊重し、適切なコミュニケーションを持つとともに、当事者意識を持ち協調して共同作業・研究をすすめることができる。2
組織やチームの目標や役割を理解し、他者の意見を尊重しながら、適切なコミュニケーションを持つとともに、成果をあげるために役割を超えた行動をとるなど、柔軟性を持った行動をとることができる。2

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合01000000100
基礎的能力01000000100
専門的能力0000000