情報システム実習

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 情報システム実習
科目番号 0088 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気制御システム工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 電気制御システム工学科編テキスト
担当教員 石田 文彦

到達目標

1. オペアンプ回路系の実験・実習内容を理解できる.
2. シーケンス制御の実験・実習の内容を理解できる.
3. IoTデバイス系の実験・実習の内容を理解できる.
4. 機械学習系の実験・実習の内容を理解できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
オペアンプ回路系の実験・実習内容を理解できる.オペアンプ回路の動作原理を理解しており、適切にオペアンプ回路の実験・実習結果を考察できる。オペアンプ回路の動作原理を理解しており、教員等の若干の助言を受けて、適切にオペアンプ回路の実験・実習結果を考察できる。教員等の詳細な助言を受けながら、オペアンプ回路の実験・実習結果を考察できない。
シーケンス制御の実験・実習の内容を理解できる.シーケンス制御を理解しており、適切にシーケンス制御の実験・実習結果を考察できる.シーケンス制御を理解しており、教員等の若干の助言を受けて、適切にシーケンス制御の実験・実習結果を考察できる.教員等の詳細な助言を受けながら、シーケンス制御の実験・実習結果を考察できない.
IoTデバイス系の実験・実習の内容を理解できる.IoTデバイスを理解しており、適切にIoTデバイスの実験・実習結果を考察できる.IoTデバイスを理解しており、教員等の若干の助言を受けて、適切にIoTデバイスの実験・実習結果を考察できる.教員等の詳細な助言を受けながら、IoTデバイスの実験・実習結果を考察できない.
機械学習系の実験・実習の内容を理解できる.機械学習の基礎を理解しており、適切に機械学習の実験・実習結果を考察できる.機械学習の基礎を理解しており、教員等の若干の助言を受けて、適切に機械学習の実験・実習結果を考察できる.教員等の詳細な助言を受けながら、機械学習の実験・実習結果を考察できない.

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー DP2 説明 閉じる
ディプロマポリシー DP4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
電気電子工学の理解に必要なオペアンプ回路、実践に即した入門的なシーケンス制御、IoTデバイス、組み込み回路による機械学習の実験・実習を行う。
授業の進め方・方法:
実験・実習
事前に行う準備学習:実験実習テーマの内容をテキストを読んで理解し、データ記録表およびグラフ書式の下書きを準備してから実験実習に臨むこと。
(授業外学習・事前)実験実習の目的および手順を予習しておくこと。
(授業外学習・事後)授業内容の結果を報告書にまとめる。
注意点:
本科目では、60点以上の評価で単位を認定する。
事前にテキストの内容を予習し、毎回実験の最初に行う説明をよく聞いて実験実習に取り組むこと。
評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オペアンプ系回路実験・実習(1) 回路シミュレータを用いてオペアンプ系回路を理解する。
2週 オペアンプ系回路実験・実習(2) 回路シミュレータを用いてオペアンプ系回路を理解する。
3週 オペアンプ系回路実験・実習(3) 回路シミュレータを用いてオペアンプ系回路を理解する。
4週 オペアンプ系回路実験・実習(4) 回路シミュレータを用いてオペアンプ系回路を理解する。
5週 オペアンプ系回路実験・実習(5) 回路シミュレータを用いてオペアンプ系回路を理解する。
6週 オペアンプ系回路実験・実習(6) 回路シミュレータを用いてオペアンプ系回路を理解する。
7週 シーケンス制御実験・実習(1) シーケンス制御の基礎を理解する。
8週 シーケンス制御実験・実習(2) シーケンス制御の基礎を理解する。
2ndQ
9週 シーケンス制御実験・実習(3) シーケンス制御の基礎を理解する。
10週 シーケンス制御実験・実習(4) シーケンス制御の基礎を理解する。
11週 シーケンス制御実験・実習(5) シーケンス制御の応用を理解する。
12週 シーケンス制御実験・実習(6) シーケンス制御の応用を理解する。
13週 レポート整理
14週 レポート整理
15週 レポート整理
16週 アンケート
後期
3rdQ
1週 IoTデバイス実験・実習(1) IoTデバイスを理解する。
2週 IoTデバイス実験・実習(2) IoTデバイスを理解する。
3週 IoTデバイス実験・実習(3) IoTデバイスを理解する。
4週 IoTデバイス実験・実習(4) IoTデバイスを理解する。
5週 IoTデバイス実験・実習(5) IoTデバイスを理解する。
6週 IoTデバイス実験・実習(6) IoTデバイスを理解する。
7週 機械学習実験・実習(1) 組み込み回路を用いて機械学習の基礎を理解する。
8週 機械学習実験・実習(2) 組み込み回路を用いて機械学習の基礎を理解する。
4thQ
9週 機械学習実験・実習(3) 組み込み回路を用いて機械学習の基礎を理解する。
10週 機械学習実験・実習(4) 組み込み回路を用いて機械学習の基礎を理解する。
11週 機械学習実験・実習(5) 組み込み回路を用いて機械学習の基礎を理解する。
12週 機械学習実験・実習(6) 組み込み回路を用いて機械学習の基礎を理解する。
13週 レポート整理
14週 レポート整理
15週 レポート整理
16週 アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。3後1,後2,後3,後4,後5,後6
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している3後1,後2,後3,後4,後5,後6
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6
専門的能力分野別の工学実験・実習能力電気・電子系分野【実験・実習能力】電気・電子系【実験実習】キルヒホッフの法則を適用し、実験結果を考察できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6
分流・分圧の関係を適用し、実験結果を考察できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6
ブリッジ回路の平衡条件を適用し、実験結果を考察できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6
重ねの理を適用し、実験結果を考察できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6
インピーダンスの周波数特性を考慮し、実験結果を考察できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3前13,前14,前15,後13,後14,後15
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3前13,前14,前15,後13,後14,後15
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3前13,前14,前15,後13,後14,後15
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3前13,前14,前15,後13,後14,後15
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3前13,前14,前15,後13,後14,後15
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3前13,前14,前15,後13,後14,後15
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3前13,前14,前15,後13,後14,後15
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3前13,前14,前15,後13,後14,後15
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3前13,前14,前15,後13,後14,後15
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3前13,前14,前15,後13,後14,後15
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3前13,前14,前15,後13,後14,後15
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3前13,前14,前15,後13,後14,後15
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3前13,前14,前15,後13,後14,後15
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3前13,前14,前15,後13,後14,後15
法令やルールを遵守した行動をとれる。3前13,前14,前15,後13,後14,後15
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3前13,前14,前15,後13,後14,後15
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3前13,前14,前15,後13,後14,後15

評価割合

レポート発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力500000050
専門的能力400000040
分野横断的能力100000010