総合英語Ⅳ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 総合英語Ⅳ
科目番号 0090 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電気制御システム工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 Fundamental Science in English I / 同 Workbook (成美堂)
担当教員 青山 晶子

到達目標

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英文の語・句・節、および文の構造とその構成要素を正しく判断し、理工系の文脈にあった、綴りや文法に誤りのない正確な英文を書くことができる英文の語・句・節、および文の構造とその構成要素を正しく判断し、理工系の文脈にあった、おおむね正確な英文を書くことができる。英文の語・句・節、および文の構造とその構成要素を正しい判断ができない。また、綴りや文法事項に誤りのない英文を書くことができない。
評価項目2中学レベルの理科と数学で扱われる内容の専門用語を正しく綴り発音することができる。また、数や単位、数式や公式など、科学的な事象の記述の基礎表現を、自然な英語で音読できる。中学レベルの理科と数学で扱われる内容の専門用語を、おおむね正しく綴り発音することができる。また、数や単位、数式や公式など、科学的な事象の記述の基礎表現を、おおむね自然な英語で音読できる。中学レベルの理科と数学で扱われる内容の専門用語を正しく綴り発音することができない。また、数や単位、数式や公式など、科学的な事象の記述の基礎表現を、自然な英語で発音できない。
評価項目3科学的な事象の記述に多用されるパラグラフの構造を正確に分析し、トピックを中心とする正しい情報の読み取りできる。科学的な事象の記述に多用されるパラグラフの構造をおおむね正確に分析し、トピックを中心とする情報の読み取りができる。科学的な事象の記述に多用されるパラグラフの構造の分析ができず、トピックを中心とする情報の読み取りができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-1 説明 閉じる
JABEE 1(2)(f) 説明 閉じる
ディプロマポリシー 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
英文の構造を判断し、その意味を正確に把握するための基礎となる英文法を体系的に学習する。中学校での既習の英文法を整理した上で、動詞の特性や用法、文構造等を中心に、新たに学ぶ英語の基礎を確立することを主たる目標とする。本授業を通して新しい科学の知識を得るのではなく、これまでに既習・既知の科学的事実を比較的平易な英語を通して理解・確認することで、英語独特の表現に慣れると同時に、学習者が自身の興味関心について発信できる英語運用能力を養うことを目標とする。
授業の進め方・方法:
1回の授業はおおむね次の手順で進める。
①単元ごとに本文と新出・重要単語の復習テストをコンピュータで行う。
②課題の確認
③新単元の単語と本文中の重要表現の確認。
④音読練習・教科書の練習問題
⑤課題(発展的な問題および復習用の問題)の配布と説明
なお、和訳や説明、音読用のデジタルファイルは、全て校内ネットワーク上の教材フォルダに入っている。
注意点:
テキストは、既習・既知の科学的事実を平易な英文で丁寧にまとめたものであり、1ユニット毎の語数は比較的少ない。ユニット毎に文法事項がピックアップされているので、予習は容易であろう。専門用語がやや多く見えるが、その用語さえ予習すれば文法的に戸惑うことはさほどないだろう。十分に予習したうえで授業に臨み、疑問点はすぐに質問し、早めに復習して知識を定着させる、という学習サイクルを早く身につけることである。以下に留意する。
・必ず予習(解答、音読、読解)すること。
・教材フォルダー(音声、練習問題等)も活用すること。
・シラバス記載内容は、学生の理解度に応じて変更する場合がある
・TOEIC IPを受検すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、数・単位・数式の読み方、品詞と文構造の基礎 授業ガイダンスおよび桁の大きな数、分数、n乗、根号、様々な単位、数式を正確に読むことができる。
2週 Lesson 1 Numbers and Calculations Part 1 加算・減算を正しく表現できる。
「How many ~、How much 」~を運用できる。
3週 Lesson 1 Numbers and Calculations Part 2 「How many ~、How much 」~を運用できる。
to不定詞の名詞用法を運用できる。
4週 Lesson 1 Numbers and Calculations Part 3 乗算・除算を英語で正しく運用できる。
to不定詞の形容詞用法と副詞用法を運用できる。
5週 Lesson 1 Numbers and Calculations Part 4 乗算・除算を英語で正しく表現できる。
分詞の形容詞用法を運用できる。
接触節を運用できる。
6週 Lesson 1 文法のまとめ 四則演算の文章題を英語で正しく表現できる。
無生物主語+showの構文を運用できる。
7週 Lesson 2 Figures Part 1 様々な図形を英語で表現できる。
関係代名詞の制限用法を運用できる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 Lesson 2 Figures Part 2、3 関係代名詞の制限用法を運用できる。
「so that S+V」を運用できる。
「twice, the square of, not only~ but also」 等の表現を活用できる。
10週 Lesson 2 Figures Part 4, 5 関係代名詞の非制限用法を運用できる。
「not A but B」を活用できる。
分数を使った表現を運用できる。
11週 Lesson 3 State of Substance Part 1,2 結果を表す不定詞、enough toの表現を運用できる。
前置詞+関係代名詞、様々な比較表現を運用できる。
12週 Lesson 3 State of Substance Part 3
Lesson 4 Graphs and Functions Part 1
間接疑問、否定の副詞hardly、「the+比較級~, the+比較級~」の表現を運用できる。
関係副詞whereを正確に使うことができる。
13週 Lesson 4 Graphs and Functions Part 2, 3 「助動詞+受動態」の英文の意味を正確に理解し、運用できる。乗数と平方根を正確に表現できる。
「both A and B」, 「not .. A or B」を運用できる。
14週 Lesson 5 Human Body Part 1,2 部分否定、不定代名詞のoneを正しく使うことができる。
関係副詞の非制限用法を活用できる。
意味上の主語をともなう不定詞を正しく使うことができる。
15週 Lesson 5 Human Body Part 3,4 句動詞、動名詞、進行形の受動態を正しく書くことができる。
「S + cause + O + to~」を運用できる。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ提出物合計
総合評価割合90000010100
基礎的能力90000010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000