政治・経済

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 政治・経済
科目番号 0158 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気制御システム工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書「最新 政治経済」(実教出版)/関連図書「2015新政治経済資料集」(実教出版) 授業プリント 配布する資料など
担当教員 宮崎 真矢

到達目標

1日本の政治・経済の仕組みを世界のそれと比較し理解する。
2日本国憲法の内容(政治制度・基本的人権・安全保障)を理解しげんざいの問題点を把握する。
3世界や日本の資本主義経済史や経済原理を理解し、現代経済の問題点を整理する。
4現代社会の諸課題について自分で疑問点などを調査したうえ意見をまとめる。また他者の意見を聞く態度を育成する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
学習目標(授業のねらい)
1.前期は政治中心に後期は経済中心に習得する。
2.現代の政治である民主主義と現代の経済である資本主義がどこに向かおうとしているのか興味関心を持ち学ぶ。
3.各自プリントで意見やレポートを提出してもらう。クラスメートの考えを見聞することで各自の意見を高める態度を育成する。
4.授業と関連する世界の諸国に目を向ける機会を持つ。
授業の進め方・方法:
講義形式・提出課題文やレポートを活用
注意点:
① 教材を必ず持参し、テキスト記載の世界地図を常に開き授業に参加する。
② 提出物の期限を守る。
③ 意見やレポート作成は手書きを原則とし要綱に従って提出すること。
④ 授業計画は,時事の変化や学生の理解度に応じて変更する場合がある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 選挙権の歴史 世界と日本の選挙権形成過程を学ぶ。
2週 国民投票法と公職選挙法 18歳以上選挙権について各自の意見をまとめる。
3週 日本の選挙制度 1994年改正された現行の選挙制度の仕組みを把握する。
4週 日本の政党と富山県での投票 日本の政党の歴史と富山県の投票結果を確認する。
5週 平等権 違憲立法審査権と一票の格差 平等権を一票の格差を題材に学習する。
6週 国会の役割 投票で選出された国会議員の活動や国会の役割を確認する。
7週 裁判員制度の課題 日本の司法制度の特色を確認し裁判員制度の課題をとらえる。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 答案返却 裁判員制度の補い・質疑応答
10週 国際法と日本の外交 国際法や国際連合の特色を学習,日本の外交の基本方針を確認
11週 平和主義と日米安全保障条約 第二次世界大戦中の身近な体験を紹介し戦後の安保・防衛の変遷を確認する。
12週 9条中心に日本国憲法の成立  日本国憲法成立を9条中心に確認する。
13週 集団的自衛権行使を閣議決定 集団的自衛権と個別自衛権の違いを学ぶ。
14週 イスラム世界の動向 イスラムとイスラム世界・イスラム国についてみてみる。
15週 前期末試験
16週 前期末試験答案返却
後期
3rdQ
1週 アベノミクス その1 現在行われている経済政策を通じて政府の予算・財政政策・日銀の金融政策・税制などを把握しアベノミクスの検証を行う。
2週 アベノミクス その2
3週 現代の企業 株式会社を中心に現代の企業の特色把握。各学科に関連のある企業の現状・努力していることを調査する。
4週 資本主義経済の特色 市場の機能や限界・格差拡大や経済問題への提案を学習する。
5週 経済用語の整理 各国の経済規模や経済成長・景気変動に使用する用語を整理。
6週 ドルと円の交換 その1 第二次世界大戦後の世界の中での日本円とドルの交換がどのように変わったかを見て、日本の経済に与えた影響を検証する。
7週 ドルと円の交換 その2
8週 後期中間試験
4thQ
9週 国債の実態と税金制度 国債発行の課程を課題や税金の制度を学習する。
10週 日本のエネルギー政策 その1 エネルギー政策の歴史を把握する。
11週 日本のエネルギー政策 その2 各自で考えるエネルギーのベストミックスをまとめ、どのような技術が必要と思うか意見を書く。
12週 日本の雇用問題 その1 日本の労働運動の歴史を把握する。
13週 日本の雇用問題 その2 現在の労働問題について学びどのような働き方をするのか考えをまとめてみる。
14週 その他 質疑応答・補足説明
15週 後期末試験
16週 期末試験答案返却と総括

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合90000100100
基礎的能力90000100100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000