到達目標
・車輪型ロボットの特性について説明でき,脚型,クローラ型など他方式を比較して利点,欠点を理解する.
・独立対向2輪駆動方式の操舵理論の方程式を導く能力を修得する.
・車輪型ロボットのプラットフォームを各機構要素を適切に配置して設計を行う能力を修得する.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 車車輪付きロボットの特徴を理解し,明確に説明することができる。 | 車輪付きロボットの特徴を理解し,説明することができる。 | 車輪型ロボットの特性について説明できない. |
評価項目2 | 独立対向2輪駆動方式の操舵理論の方程式を導ける. | 車輪型ロボットの操舵システムについて説明できる. | 車輪型ロボットの操舵システムについて説明できない. |
評価項目3 | 車輪型ロボットのプラットフォームを各機構要素を適切に配置して設計できる. | 車輪型ロボットのプラットフォームを設計できる. | 車輪型ロボットのプラットフォームの設計ができない. |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 A-6
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JABEE 1(2)(d)(1)
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JABEE 1(2)(e)
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ディプロマポリシー 1
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教育方法等
概要:
ロボットの移動方式である車輪型,脚型,クローラ型などの各方式のメリット,デメリットに関して理解する.さらに車輪型移動方式の操舵理論に関して学習する.また,実際に車輪型移動ロボットのプラットフォームの設計を行う.
授業の進め方・方法:
教員による講義,ならびに実習.
注意点:
製図道具を持参すること
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
人間共存型ロボットの移動機構に関する講義 |
様々な移動方式の利点,欠点,駆動輪と従輪,ナイフエッジモデル,サスペンションなどに関して学習する.
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2週 |
〃 |
様々な車輪型移動ロボットの操舵方式,左右独立駆動型,舵取り車輪型,差動減速機,アッカーマンリンク機構などに関して学習する.
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3週 |
〃 |
アーティキュレートステアリング,3輪型での操舵システムなどに関して学習する.
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4週 |
車輪型移動ロボットの運動学に関する講義 |
左右独立駆動方式の運動学に関して学習する.
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5週 |
〃 |
〃
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6週 |
問題演習 |
車輪型移動ロボットの運動学に関する講義の問題を解き,理解を深める.
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7週 |
様々な人間共存型ロボットの研究と調査研究に関する講義 |
ロボット研究に関する講義を受講し,レポートを作成する.
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8週 |
〃 |
〃
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4thQ |
9週 |
移動ロボットの設計 |
ロボットの全体設計,様々なパーツの選定と各種機構部品の配置,ギア選定を行うことができる.
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10週 |
〃 |
〃
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11週 |
〃 |
〃
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12週 |
〃 |
〃
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13週 |
〃 |
〃
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14週 |
〃 |
〃
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15週 |
〃 |
〃
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 整式の加減乗除の計算や、式の展開ができる。 | 4 | |
分数式の加減乗除の計算ができる。 | 4 | |
実数・絶対値の意味を理解し、絶対値の簡単な計算ができる。 | 4 | |
解の公式等を利用して、2次方程式を解くことができる。 | 4 | |
簡単な連立方程式を解くことができる。 | 4 | |
行列の定義を理解し、行列の和・差・スカラーとの積、行列の積を求めることができる。 | 4 | |
行列式の定義および性質を理解し、基本的な行列式の値を求めることができる。 | 4 | |
評価割合
| 提出物 | | | | | | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |