材料学

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 材料学
科目番号 0264 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気制御システム工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 図解 機械材料(打越 二彌 著,東京電機大学出版局)
担当教員 井上 誠

到達目標

1.ものづくりのために必要な材料選択ができるように通常用いられる金属材料の性質を説明できる.
2.金属材料の構造および状態図と材料強度に及ぼす因子を説明できる.
3.鋼の種類と特徴,各非鉄金属の特徴について説明できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ものづくりのために必要な材料選択ができるように通常用いられる金属材料の性質を正確に理解し、詳しく説明することができる.ものづくりのために必要な材料選択ができるように通常用いられる金属材料の性質を説明できる.ものづくりのために必要な材料選択ができるように通常用いられる金属材料の性質を説明できない.
評価項目2金属材料の構造および状態図の理解と材料強度に及ぼす因子を正確に理解し、詳しく説明することができる.金属材料の構造および状態図の理解と材料強度に及ぼす因子を説明できる.金属材料の構造および状態図と材料強度に及ぼす因子を説明できない.
評価項目3鋼の種類と特徴の理解,各非鉄金属の特徴について正確に理解し、詳しく説明することができる.鋼の種類と特徴,各非鉄金属の特徴について説明できる.鋼の種類と特徴,各非鉄金属の特徴について説明できない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
学習目標(授業の狙い)
産業構造の基盤をなす機械材料について,特に金属材料の状態図,熱処理などの諸性質を理解する.また,鉄,非鉄材料について学習し,日常生活に使われている各種機械材料について理解することを目的とする.
授業の進め方・方法:
教員単独による講義を実施する.
注意点:
定期試験を80%,提出物を20%として総合的に評価する

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス.機械材料,金属材料概説 金属材料と非金属材料,合金,熱処理などの概要を説明できる.
2週 金属材料の性質 結晶構造を説明できる.
3週 金属材料の性質 結晶構造を説明できる.
4週 金属材料の性質 材料の機械的性質を説明できる.
5週 金属材料の性質 材料の機械的性質と強度を説明できる.
6週 金属材料の性質 金属の状態図を説明できる.
7週 金属材料の性質 金属の状態図を説明できる.
8週 中間試験
2ndQ
9週 鉄鋼材料 鉄鋼材料の状態図を説明できる.
10週 鉄鋼材料 鉄鋼材料の熱処理と組織を説明できる.
11週 鉄鋼材料 組織と各種炭素鋼を説明できる.
12週 合金鋼・鋳鉄 工具用合金鋼,耐食・耐熱合金鋼,鋳鉄の構造と性質を説明できる.
13週 非鉄金属材料 アルミニウム合金を説明できる.
14週 非鉄金属材料 マグネシウム合金,セラミックスなどを説明できる.
15週 期末試験
16週 答案返却、解説、授業アンケート等

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80002000100
基礎的能力4000100050
専門的能力4000100050
分野横断的能力0000000