到達目標
美術の意義や本質を理論的に理解し、見る・感じる・考える・表す・伝えるという創造活動の基本的な能力を身につける。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 創造活動の基本概念を理解し、多角的な視点で物事を捉え、自分なりの表現を構築することができる。 | 創造活動の基本概念を理解し、自分なりに考え工夫し表現できる。 | 創造活動の基本概念を理解できず、自分なりに表現することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
美術を学ぶ意義は技術の習得に終始するものではない。芸術は人間の営為そのものであり、そうした本質的な視点を持つことが、創造的な生き方と豊かさの獲得につながる。美術の理論と実践を通して自らを取り巻く世界と向き合い、自分なりに解釈・理解し、関わっていく技能を身につけるとともに、アイデンティティの探求と形成を図ることが本授業の目的である。
授業の進め方・方法:
講義および演習
注意点:
試験は実施しない。
本科目では、50点以上の評価で単位を認定する。評価は作品およびコメントシート等の提出物を主とする。即ち、言語・非言語双方の表現力を問う。
課題提出が遅れる場合は必ず理由を明確にすること。作品の提出は単位修得に必須である。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
授業の概要を把握し、美術を学ぶ意義とその本質について理解できる。
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2週 |
「つくる」ためのウォーミングアップ |
発想のプロセスを読み解き、芸術表現の構造を理解できる。
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3週 |
「つくる」ためのウォーミングアップ |
素材の性質・特性を知ることで芸術表現の物質的側面を理解し、その可能性を探ることができる。
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4週 |
「見る」ためのトレーニング |
私たちは何をどのようにして世界を「見る」のか。「ものの見方」について視覚心理学的視点を踏まえ、視覚芸術における空間表現を理解できる。
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5週 |
「見る」ためのトレーニング |
私たちは何をどのようにして世界を「見る」のか。立体・空間を観察し、平面に落とし込むことができる。
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6週 |
具体と抽象のあわい |
音を通して具体と抽象のあいだを往復し、イメージをかたちにすることができる。
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7週 |
具体と抽象のあわい |
言葉を通して具体と抽象のあいだを往復し、イメージをかたちにすることができる。
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8週 |
「わたし」を描く |
「わたし」とは何か。作品制作に向け、自己の存在とその輪郭を考察することができる。
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4thQ |
9週 |
「わたし」を描く |
作品制作の具体的な構想を練ることができる。
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10週 |
「わたし」を描く |
各自が設定したねらいに基づき、表現方法を工夫しながら制作を進めることができる。
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11週 |
「わたし」を描く |
細部まで意識し、完成に向けた制作をおこなうことができる。
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12週 |
プレゼンテーション準備 |
自己の表現を社会化させる過程において必要となるプレゼンテーションの重要性を理解し、具体的な準備をおこなうことができる。
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13週 |
プレゼンテーション |
作品を言語化して他者に説明できる。
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14週 |
鑑賞とディスカッション |
作品を通した他者とのコミュニケーションの過程において、多様な考え方があることを理解するとともに、自身の表現を内省し、検証できる。
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15週 |
成績評価・確認 |
成績評価・確認を実施する。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 80 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 80 | 0 | 0 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |