書道

科目基礎情報

学校	富山高等専門学校	開講年度	令和03年度 (2021年度)
授業科目	書道
科目番号	0017	科目区分	一般 / 選択
授業形態	授業	単位の種別と単位数	履修単位: 1
開設学科	物質化学工学科	対象学年	1
開設期	後期	週時間数	2
教科書/教材	書Ⅰ（光村図書出版）
担当教員	三國 さとみ

到達目標

①基本的な理論と表現技術を身につける。
②書の鑑賞能力を育てる。
③書道の諸活動を通して、書の楽しさ、書を愛好する心情を育てる。

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
評価項目1	理論と技術を用いて表現できる。	基本的な理論と表現技術を理解する。	基本的な理論と表現技術が身につかない。
評価項目2	書の知識を説明できる。	書の基礎知識を理解する。	書の基礎知識を理解できない。
評価項目3	書を愛好することができる。	書を楽しむことができる。	書を楽しめない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー 3 （豊かな教養と倫理観を身につけ，社会に貢献できる。）

教育方法等

概要:

学習目標(授業の狙い)
○小・中学校国語科書写の学習を基礎として、自己を主体的に表現するための書道の基礎的な能力を伸ばしていく。
○書の美しさを感じとる鑑賞の基礎的な能力を育てる。
○表現・鑑賞など書道の幅広い活動を通して、書を愛好する心情を育てる。

授業の進め方・方法:

講義・実習

注意点:

授業計画は，学生の理解度に応じて変更する場合がある。

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
後期
	3rdQ
		1週	オリエンテーション 漢字の書に親しもう	・書写と書道の関係 ・書のジャンル ・表現と鑑賞 ・「漢字の書」について説明 ・書道用語等説明 ・生徒の現状を把握するため「永」を書かせる
		2週	楷書の古典を学ぼう	・孔子廟堂碑 ・古典の特徴を説明 ・運筆、用筆を説明 ・実技指導
		3週	楷書の古典を学ぼう	・九成宮醴泉銘 ・古典の特徴を説明 ・運筆、用筆を説明 ・実技指導
		4週	楷書の古典を学ぼう	・顔氏家廟碑 ・古典の特徴を説明 ・運筆、用筆を説明 ・実技指導
		5週	楷書の古典を学ぼう	・牛橛造像記 ・古典の特徴を説明 ・運筆、用筆を説明 ・実技指導
		6週	楷書の創作（倣書）	・倣書の説明　　 ・古典の用筆、特徴を確認 ・古典と語句を１つ選び、特徴をとらえて表現する
		7週	中間試験
		8週	行書の古典を学ぼう	・「楷書」と「行書」との比較 ・蘭亭序 ・古典の特徴を説明 ・運筆、用筆を説明 ・実技指導
	4thQ
		9週	行書の古典を学ぼう	・蜀素帖 ・古典の特徴を説明 ・運筆、用筆を説明 ・実技指導
		10週	行書の古典を学ぼう	・風信帖 ・古典の特徴を説明 ・運筆、用筆を説明 ・実技指導
		11週	漢字仮名交じりの書に親しもう	・漢字仮名交じりの書について説明 ・参考作品により実技指導
		12週	漢字仮名交じりの書に親しもう	・構成・文字の大きさ、形に考慮し、表現 ・実技指導
		13週	漢字仮名交じりの書に親しもう	・イメージを表現 ・実技指導
		14週	創作	・好きな言葉を創作する
		15週	期末試験
		16週	作品鑑賞会	・各自自身の作品について発表 ・生徒間で作品に対するメッセージ交換

評価割合

	試験	発表	相互評価	態度	ポートフォリオ	その他	合計
総合評価割合	20	0	0	20	60	0	100
基礎的能力	20	0	0	20	60	0	100
専門的能力	0	0	0	0	0	0	0
分野横断的能力	0	0	0	0	0	0	0