英語表現Ⅰ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 英語表現Ⅰ
科目番号 0019 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 物質化学工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 「NEW FAVORITE English Logic and Expression I」・「同 WORKBOOK」(東京書籍)、「ブレイクスルー総合英語」・「同WORKBOOK」(美誠社)、「理工系学生のための必須英単語 COCET2600」(誠美堂)、スタディサプリ5教科・スタディサプリEnglish
担当教員 青山 晶子,高野 美律子

到達目標

基本的な語句や文を用いて,
1. 文脈にあった質問や答えを続けることで,情報や考え,気持ちなどを,やり取りを通して伝え合うことができる。
2. 論理の構成や展開を工夫することで,情報や考え,気持ちなどを,話して伝えることができる。
3. 論理の構成や展開を工夫することで,情報や考え,気持ちなどを,書いて伝えることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
知識・技能日常生活における様々な機能を表す表現の形・意味・用法を理解している。日常生活における様々な機能を表す表現の形・意味・用法をおおむね理解している。日常生活における様々な機能を表す表現の形・意味・用法を理解していない。
思考・判断・表現相手の立場や状況を理解し,適切な表現を用いて,自分の考えや気持ちを表現できる。相手の立場や状況をおおむね理解し,適切な表現を用いて,自分の考えや気持ちを表現できる。相手の立場や状況を理解し,適切な表現を用いて,自分の考えや気持ちを表現できない。
主体的に学習に取り組む態度自身の活動を振り返りながら,適切な表現を用いて,自分の考えや気持ち伝えるための活動に繰り返し取り組む。適切な表現を用いて,自分の考えや気持ち伝えるための活動に取り組む。適切な表現を用いて自分の考えや気持ち伝えるための活動に取り組んでいない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
「話すこと」(やり取りと発表)および「書くこと」の三つの領域を中心とした発信能力の育成を強化するための授業で、特に、論理の構成や展開を工夫して,話したり書いたりして伝えたり、伝え合ったりすることなどができるようになることを目標としています。「話すこと」(やり取りと発表)や「書くこと」は、実際に練習しないと力がつきません。授業だけでは練習時間は十分ではありませんから、家庭での予習・復習がとても重要です。英語に限ったことではありませんが、「毎日勉強する」習慣をつけましょう。
授業の進め方・方法:
・講義及び演習
・事前に行う準備学習:前回の講義の復習および予習を行ってから授業に臨むこと
(授業外学習・事前)授業内容を予習しておく。
(授業外学習・事後)授業内容の復習を行い、課題を完成しておくこと。
・家庭自主学習用に、スタディサプリEnglish(1週当たり4レッスン)とスタディサプリ(学習項目に応じたレッスン)が課される。計画的に取り組み、期限までに提出すること。
・スタディサプリの到達度テスト(春・秋)が2回実施される。実施後に到達度に応じた「連動課題」が配信されるので、期限までに提出すること。
注意点:
・辞書を持参すること。
・予習・復習を必ず行うこと。
・提出物を期限までに必ず提出すること。
・授業計画は学生の理解度に応じて変更する場合がある。
・長期休業中課題は別途指示する。
・本科目では、50点上の評価で単位を認定する。評価が50点未満の者は、すべての課題を完了した上で願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を50点とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業
必履修

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション 授業概要説明、自己紹介など
2週 中学校の復習1 [知識]主語,動詞,文構造,疑問文と否定文,品詞,句と節について理解している。
[技能]英語で表現するときに,まずはやさしい日本語に言い換えたり,発想自体を変えたりするなどの技能を身につけている。
3週 中学校の復習2 [知識]主語,動詞,文構造,疑問文と否定文,品詞,句と節について理解している。
[技能]英語で表現するときに,まずはやさしい日本語に言い換えたり,発想自体を変えたりするなどの技能を身につけている。
4週 英語で表現するには [知識]主語,動詞,文構造,疑問文と否定文,品詞,句と節について理解している。
[技能]英語で表現するときに,まずはやさしい日本語に言い換えたり,発想自体を変えたりするなどの技能を身につけている。
5週 Unit 1 Lesson 1初めての食事 [知識]褒める,勧める,断るときの表現の形・意味・用法を理解している。[技能]学んだ知識を用いて,褒める,勧める,断るときの表現を適切に運用し,自分の考えや気持ちなどを表現する基本的な技能を身につけている。
6週 Unit 1 Lesson 2道に迷う [知識]提案する,依頼する,道順を説明するときの表現の形・意味・用法を理解している。[技能]学んだ知識を用いて,提案する,依頼する,道順を説明するときの表現を適切に運用し,自分の考えや気持ちなどを表現する基本的な技能を身につけている。
7週 Unit 1 Lesson 3人物紹介 [知識]身近な人を紹介する,聞き手や読み手の注意を引くときの表現の形・意味・用法を理解している。[技能]学んだ知識を用いて,身近な人を紹介する,聞き手や読み手の注意を引くときの表現を適切に運用し,自分の考えや気持ちなどを表現する基本的な技能を身につけている。
8週 Unit 1 Lesson 4体調が悪い [知識]体調を伝える,体調を尋ねる,指示・アドバイスをするときの表現の形・意味・用法を理解している。[技能]学んだ知識を用いて,体調を伝える,体調を尋ねる,指示・アドバイスをするときの表現を適切に運用し,自分の考えや気持ちなどを表現する基本的な技能を身につけている。
2ndQ
9週 中間試験
10週 中間試験答案返却、レビュー
11週 Unit 1 Lesson 5買い物 [知識]描写する,相づちを打つときの表現の形・意味・用法を理解している。[技能]学んだ知識を用いて,描写する,相づちを打つときの表現を適切に運用し,自分の考えや気持ちなどを表現する基本的な技能を身につけている。
12週 Unit 1 Lesson 6行ってみたい場所 [知識]希望を述べる,理由を述べるときの表現の形・意味・用法を理解している。[技能]学んだ知識を用いて,希望を述べる,理由を述べるときの表現を適切に運用し,自分の考えや気持ちなどを表現する基本的な技能を身につけている。
13週 Unit 1 Lesson 7イベントに誘われる [知識]誘う,誘いを受ける,誘いを断るときの表現の形・意味・用法を理解している。[技能]学んだ知識を用いて,誘う,誘いを受ける,誘いを断るときの表現を適切に運用し,自分の考えや気持ちなどを表現する基本的な技能を身につけている。
14週 Unit 1 Lesson 8スクールカウンセラーに相談 [知識]状況を説明する,手助けを申し出る,助言・提案をする,お礼や感謝を伝えるなどの表現の形・意味・用法を理解している。[技能]学んだ知識を用いて,状況を説明する,手助けを申し出る,助言・提案をする,お礼や感謝を伝えるなどの表現を適切に運用し,自分の考えや気持ちなどを表現する基本的な技能を身につけている。
15週 前期期末試験 学習範囲の試験を行う。
16週 期末試験答案返却、復習、アンケート 期末試験の解説を理解し、理解度の低い項目の復習を行う。授業アンケートを行う。
後期
3rdQ
1週 Unit 1 Lesson 9お気に入りを紹介 [知識]映画や本のあらすじを要約する,登場人物などを紹介する,感想や批評を述べるときの表現の形・意味・用法を理解している。[技能]学んだ知識を用いて,映画や本のあらすじを要約する,登場人物などを紹介する,感想や批評を述べるときの表現を適切に運用し,自分の考えや気持ちなどを表現する基本的な技能を身につけている。
2週 Unit 1 Lesson 10待ち合わせに遅刻 [知識]謝る,許す,励ますときの表現の形・意味・用法を理解している。[技能]学んだ知識を用いて,謝る,許す,励ますときの表現を適切に運用し,自分の考えや気持ちなどを表現する基本的な技能を身につけている。
3週 Unit 1 Lesson 11家庭でのディスカッション [知識]共感を述べる,残念な気持ちを述べる,解決策を提案するときの表現の形・意味・用法を理解している。[技能]学んだ知識を用いて,共感を述べる,残念な気持ちを述べる,解決策を提案するときの表現を適切に運用し,自分の考えや気持ちなどを表現する基本的な技能を身につけている。
[知識]要望や主張を述べる,理由を述べるときの表現の形・意味・用法を理解している。[技能]学んだ知識を用いて,要望や主張を述べる,理由を述べるときの表現を適切に運用し,自分の考えや気持ちなどを表現する基本的な技能を身につけている。
4週 Unit 1 Lesson 12英字新聞に投稿 [知識]要望や主張を述べる,理由を述べるときの表現の形・意味・用法を理解している。[技能]学んだ知識を用いて,要望や主張を述べる,理由を述べるときの表現を適切に運用し,自分の考えや気持ちなどを表現する基本的な技能を身につけている。
5週 Unit 2 Lesson 1クラスでディベート① [知識]理由を述べる,例を挙げるときの表現の形・意味・用法を理解している。[技能]学んだ知識を用いて,理由を述べる,例を挙げるときの表現を適切に運用し,自分の考えや気持ちなどを表現する基本的な技能を身につけている。
6週 Unit 2 Lesson 2クラスでディベート② [知識]相手の意見に反駁する,相手の意見を引用するときの表現の形・意味・用法を理解している。
[技能]学んだ知識を用いて,相手の意見に反駁する,相手の意見を引用するときの表現を適切に運用し,自分の考えや気持ちなどを表現する基本的な技能を身につけている。
7週 Unit 2 Lesson 3経験談のスピーチ [知識]できごとを生き生きと描写する,経験からアドバイスをするときの表現の形・意味・用法を理解している。[技能]学んだ知識を用いて,できごとを生き生きと描写する,経験からアドバイスをするときの表現を適切に運用し,自分の考えや気持ちなどを表現する基本的な技能を身につけている。
8週 Unit 2 Lesson 4遊びやスポーツを紹介 [知識]ルールや手順を順序立てて説明する,聞き手や読み手の知識に合わせて説明するときの表現の形・意味・用法を理解している。[技能]学んだ知識を用いて,ルールや手順を順序立てて説明する,聞き手や読み手の知識に合わせて説明するときの表現を適切に運用している。自分の考えや気持ちなどを表現する基本的な技能を身につけている。
4thQ
9週 後期中間試験 学習範囲の試験を行う。
10週 中間試験答案返却、復習 中間試験の解説を理解し、理解度の低い項目の復習を行う。
11週 Unit 2 Lesson 5日本をPR [知識]事実と意見を区別して述べる,文化や習慣を説明するときの表現の形・意味・用法を理解している。[技能]学んだ知識を用いて,事実と意見を区別して述べる,文化や習慣を説明するときの表現を適切に運用し,自分の考えや気持ちなどを表現する基本的な技能を身につけている。
12週 Unit 2 Lesson 6物語の両面を伝える [知識]利点と欠点を述べる,話題を発展させる,話題を変えるときの表現の形・意味・用法を理解している。[技能]学んだ知識を用いて,利点と欠点を述べる,話題を発展させる,話題を変えるときの表現を適切に運用し,自分の考えや気持ちなどを表現する基本的な技能を身につけている。
13週 Unit 2 Lesson 7読み手を納得させる [知識]自分の主張の理由・根拠を説明する,理由を要約して述べるときの表現の形・意味・用法を理解している。[技能]学んだ知識を用いて,自分の主張の理由・根拠を説明する,理由を要約して述べるときの表現を適切に運用し,自分の考えや気持ちなどを表現する基本的な技能を身につけている。
14週 Unit 2 Lesson 8読み手を説得する [知識]人の発言を直接引用する,条件を出して意見を述べる,説得するときの表現の形・意味・用法を理解している。[技能]学んだ知識を用いて,人の発言を直接引用する,条件を出して意見を述べる,説得するときの表現を適切に運用し,自分の考えや気持ちなどを表現する基本的な技能を身につけている。
15週 後期期末試験 学習範囲の試験を行う。
16週 期末試験答案返却、復習、アンケート 期末試験の解説を理解し、理解度の低い項目の復習を行う。授業アンケートを行う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合801000010100
基礎的能力801000010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000