総合英語Ⅱ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 総合英語Ⅱ
科目番号 0035 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 物質化学工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 『Power On English CommunicationⅡ』『同 Workbook』(東京書籍)、『WORDBOX Advanced』『同 Workbook』『英語の構文80』(美誠社)、プリント教材
担当教員 紙谷 智

到達目標

・コミュニケーション活動に必要となる基本的な語彙や文法事項などを理解し,実際に活用できる。(語彙・文法力)
・英語を読んで,情報や書き手の意向などを理解し,概要や要点をとらえることができる。(読解力)
・聞いたり読んだりして得た情報や自分の考えなどを、英語を使って書くことができる。(表現力)
・英語の音声的な特徴に注意しながら発音することができ、まとまりのある文章を音読したり暗唱したりできる。(発音・音読)
・英語を聞いて,情報や話し手の意向などを理解したり,概要や要点をとらえたりする。(聴解力)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
語彙・文法力英語を読む、書く、聞く、話す際に必要となる語彙・文法・構文が十分身についている。英語を読む、書く、聞く、話すことが概ね可能な語彙・文法・構文が身についている。語彙や文法力が不足していて、英語を読む、書く、聞く、話すことが困難である。
読解力まとまった英文を読んで,情報や書き手の意向などを理解し,概要や要点をとらえることができる。まとまった英文を読んで,情報や書き手の意向などを部分的に理解し,概要や要点を大まかにとらえることができる。まとまった英文を読んで,文章全体の概要や要点をとらえることができない。
表現力基本的な語彙や文法事項を活用して、情報や自分の考えなどを、ある程度の分量の英文で書いたり発表したりできる。基本的な語彙や文法事項を活用して、情報や自分の考えなどを、1~2文程度の英文で書いたり発表したりできる。情報や自分の考えなどを、英語で書いたり発表したりできない。
発音・音読英語の音声的な特徴に注意しながら発音することができ、まとまりのある文章を聞き手に伝わるように、音読したり暗唱したりできる。単語はほぼ正確に発音することができ、まとまりのある文章を、語句の切れ目を意識して音読できる。正しく発音できる単語もあるが、まとまりのある文章を、語句の切れ目を意識して音読することができない。
聴解力英語を聞いて,情報や話し手の意向などを十分理解し,概要や要点をとらえることができる。英語を聞いて,情報や話し手の意向などを部分的に理解し,概要や要点を大まかにとらえることができる。英語を聞いて,単語など断片的に理解できるが、概要や要点をとらえたりすることはできない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日常的な話題について、聞いたことや読んだことを理解し、情報や考えを英語で話したり書いたりして伝える基礎的なコミュニケーション能力を養う。
授業の進め方・方法:
講義及び演習
注意点:
・記名済みの教科書、英和辞典、プリントを必ず持参すること。
・授業での活動には積極的に参加すること。
・授業課題として課す発表活動に積極的に参加すること。
・授業外の時間においても教科書、ワークブックでの復習・演習を続けること。
・配付プリントは、必ずファイルに綴じ活用すること。
・提出物は様式を守り、提出期限を厳守すること。また、文字は丁寧に書くこと。
・TOEIC Bridgeを必ず受検すること。
・授業計画は学生の理解度に応じて変更する場合がある。
・本科目では、50 点以上の評価で単位を認定する。
・評価が 50 点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。
・追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を 50 点とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
Tips for Reading
授業概要説明
英文の基本についての振り返り
2週 Lesson1 助動詞、受動態を用いた文の形・意味・用法を理解する
3週 第3文型の英文の文形・意味・用法を理解する
4週 Lesson2 第5文型の英文の文形・意味・用法を理解する
5週 同上
6週 Lesson3 現在完了形、過去完了形を用いた文の形・意味・用法を理解する
7週 仮定法を用いた文の形・意味・用法を理解する
8週 中間試験 学習範囲のテスト
2ndQ
9週 中間試験返却
Lesson4
中間試験の出題内容の振り返り
関係代名詞を用いた文の形・意味・用法を理解する
10週 同上
11週 Lesson5 受動態+助動詞、S+V+C(分詞)の文型を用いた文の形・意味・用法を理解する
12週 It seems(apears) that節を用いた文の形・意味・用法を理解する
13週 Lesson6 It is(was) said that節、形式主語+that節を用いた文の形・意味・用法を理解する
14週 形式目的語とto不定詞、助動詞+完了形を用いた文の形・意味・用法を理解する
15週 期末試験 学習範囲のテスト
16週 期末試験返却、アンケート 試験解説、発表、アンケート
後期
3rdQ
1週 Lesson7 関係代名詞(所有格)、同格の接続詞thatを用いた文の形・意味・用法を理解する
2週 前置詞+関係代名詞、関係副詞を用いた文の形・意味・用法を理解する
3週 Lesson8 強調構文、強調の助動詞を用いた文の形・意味・用法を理解する
4週 前述の文を先行詞とする関係代名詞、to+have+過去分詞を用いた文の形・意味・用法を理解する
5週 Lesson9 副詞節(譲歩)、no matter how等の表現を用いた文の形・意味・用法を理解する
6週 仮定法過去完了、分詞構文(過去分詞)を用いた文の形・意味・用法を理解する
7週 学習のまとめ 既習事項の復習
8週 中間試験 学習範囲のテスト
4thQ
9週 中間試験返却、TOEIC Bridge 試験解説、TOEIC Bridge実施
10週 Lesson9 副詞節(譲歩)、no matter how等の表現を用いた文の形・意味・用法を理解する
11週 仮定法過去完了、分詞構文(過去分詞)を用いた文の形・意味・用法を理解する
12週 Lesson10 過去完了進行形、be+to不定詞、未来完了形を用いた文の形・意味・用法を理解する
13週 insist+that+S+V(原形)などを用いた文の形・意味・用法を理解する
14週 学習のまとめ 既習事項の復習
15週 期末試験 学習範囲のテスト
16週 期末試験返却、Reproduction、アンケート 試験解説、発表、アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後10,後11,後12,後13
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後10,後11,後12,後13
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後10,後11,後12,後13
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後10,後11,後12,後13
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後10,後11,後12,後13
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2

評価割合

試験、発表等提出課題授業態度等合計
総合評価割合702010100
基礎的能力702010100
専門的能力0000
分野横断的能力0000