数学特講Ⅱ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 数学特講Ⅱ
科目番号 0059 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 物質化学工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 高遠ほか5人『新線形代数』大日本図書.碓氷 他5人『大学編入のための数学問題集』大日本図書, 林義実/山田敏清『数学/徹底演習(第3版)』 森北出版, 高遠 他5人『はじめて学ぶベクトル空間』大日本図書.
担当教員 加勢 順子

到達目標

固有値/固有ベクトルに関連する計算ができるようになる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
固有値/固有ベクトルに関連する計算ができるようになる.固有値/固有ベクトルに関連する計算が正確・迅速にできるようになる.固有値/固有ベクトルに関連する計算ができるようになる.固有値/固有ベクトルに関連する計算ができるようにならない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-5 説明 閉じる
JABEE 1(2)(c) 説明 閉じる
ディプロマポリシー 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
第2学年次の「線形代数」の続論である.講義・演習を通して,線形代数の理解と計算技能の定着を計る.
授業の進め方・方法:
予習していることを前提として授業を進める.
授業計画は,学生の理解度に応じて変更する場合がある.
学修単位について:本授業は学修単位のため、授業時間以外に15時間相当の学習が必要である。
注意点:
定期試験の後,原則的に再試験などの措置はとらない方針である.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 線形変換 §1 線形変換 §1.1 線形変換の定義
2週 線形変換 §1.1 線形変換の定義
3週 線形変換 §1.1 線形変換の定義
§1.2 線形変換の基本性質
4週 線形変換 §1.2 線形変換の基本性質
§1.3 合成変換と逆変換
§1.4 回転を表す線形変換
5週 線形変換 §1.4 回転を表す線形変換
§1.5 直交行列と直交変換
6週 固有値とその応用 §2 固有値とその応用
§2.1 固有値と固有ベクトル
7週 線形変換/固有値とその応用 (演習)
§2.1 固有値と固有ベクトル
8週 中間試験 線形変換/固有値とその応用
4thQ
9週 中間試験返却・解説・講評
固有値とその応用
線形変換/固有値とその応用
§2.1 固有値と固有ベクトル
§2.2 固有値と固有ベクトルの計算
10週 固有値とその応用 §2.2 固有値と固有ベクトルの計算
11週 固有値とその応用 §2.2 固有値と固有ベクトルの計算
§2.3 行列対角化
§2.4 対角化可能の条件
12週 固有値とその応用 §2.4 対角化可能の条件
§2.5 対称行列の直交行列による対角化
13週 固有値とその応用 §2.5 対称行列の直交行列による対角化
§2.6 対角化の応用
14週 固有値とその応用 §2.6 対角化の応用
(演習)
15週 学期末試験 (固有値とその応用)
16週 学期末試験返却・解説・講評 (固有値とその応用)

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学線形変換の定義を理解し、線形変換を表す行列を求めることができる。3後1,後2,後3
合成変換や逆変換を表す行列を求めることができる。3後4
平面内の回転に対応する線形変換を表す行列を求めることができる。3後5

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000