総合英語Ⅴ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 総合英語Ⅴ
科目番号 0062 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 物質化学工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 Fundamental Science in English I / 同 Workbook (成美堂)
担当教員 青山 晶子

到達目標

英文の語・句・節、および文の構造とその構成要素を正しく判断し、理工系の文脈にあった、おおむね正確な英文を書くことができる。
中学レベルの理科と数学で扱われる内容の専門用語を、おおむね正しく綴り発音することができる。また、数や単位、数式や公式など、科学的な事象の記述の基礎表現を、おおむね自然な英語で音読できる。
科学的な事象の記述に多用されるパラグラフの構造をおおむね正確に分析し、トピックを中心とする情報の読み取りができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英文の語・句・節、および文の構造とその構成要素を正しく判断し、理工系の文脈にあった、綴りや文法に誤りのない正確な英文を書くことができる英文の語・句・節、および文の構造とその構成要素を正しく判断し、理工系の文脈にあった、おおむね正確な英文を書くことができる。英文の語・句・節、および文の構造とその構成要素を正しい判断ができない。また、綴りや文法事項に誤りのない英文を書くことができない。
評価項目2中学レベルの理科と数学で扱われる内容の専門用語を正しく綴り発音することができる。また、数や単位、数式や公式など、科学的な事象の記述の基礎表現を、自然な英語で音読できる。中学レベルの理科と数学で扱われる内容の専門用語を、おおむね正しく綴り発音することができる。また、数や単位、数式や公式など、科学的な事象の記述の基礎表現を、おおむね自然な英語で音読できる。中学レベルの理科と数学で扱われる内容の専門用語を正しく綴り発音することができない。また、数や単位、数式や公式など、科学的な事象の記述の基礎表現を、自然な英語で発音できない。
評価項目3科学的な事象の記述に多用されるパラグラフの構造を正確に分析し、トピックを中心とする正しい情報の読み取りできる。科学的な事象の記述に多用されるパラグラフの構造をおおむね正確に分析し、トピックを中心とする情報の読み取りができる。科学的な事象の記述に多用されるパラグラフの構造の分析ができず、トピックを中心とする情報の読み取りができない。
評価項目4科学的な事象の記述に多用される表現を正しく使って、簡潔で明確な英文で書くことができる。科学的な事象の記述に多用される表現をおおむね正しく使って、簡潔で明確な英文で書くことができる。科学的な事象の記述に多用される表現を正しく使うことができず、簡潔で明確な英文で書くことができない。
評価項目5中学レベルの理科と数学の内容について、簡潔で自然な英語を使って、口頭で内容を伝えることができる。中学レベルの理科と数学の内容について、英語を使って、口頭で内容をおおむね伝えることができる。中学レベルの理科と数学の内容について、英語を使って、口頭で内容を伝えることができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-1 説明 閉じる
JABEE 1(2)(f) 説明 閉じる
ディプロマポリシー 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
英文の構造を判断し、その意味を正確に把握するための基礎となる英文法を体系的に学習する。中学校での既習の英文法を整理した上で、動詞の特性や用法、文構造等を中心に、新たに学ぶ英語の基礎を確立することを主たる目標とする。本授業を通して新しい科学の知識を得るのではなく、これまでに既習・既知の科学的事実を比較的平易な英語を通して理解・確認することで、英語独特の表現に慣れると同時に、学習者が自身の興味関心について発信できる英語運用能力を養うことを目標とする。
授業の進め方・方法:
1回の授業はおおむね次の手順で進める。
①単元ごとに本文と新出・重要単語の復習テストをコンピュータで行う。
②課題の確認
③新単元の単語と本文中の重要表現の確認。
④音読練習・教科書の練習問題
⑤課題(発展的な問題および復習用の問題)の配布と説明
なお、和訳や説明、音読用のデジタルファイルは、全てTEAMS上にアップしてある。
注意点:
テキストは、既習・既知の科学的事実を平易な英文で丁寧にまとめたものであり、1ユニット毎の語数は比較的少ない。ユニット毎に文法事項がピックアップされているので、予習は容易であろう。専門用語がやや多く見えるが、その用語さえ予習すれば文法的に戸惑うことはさほどないだろう。十分に予習したうえで授業に臨み、疑問点はすぐに質問し、早めに復習して知識を定着させる、という学習サイクルを早く身につけることである。以下に留意する。
・必ず予習(解答、音読、読解)すること。
・教材フォルダー(音声、練習問題等)も活用すること。
・シラバス記載内容は、学生の理解度に応じて変更する場合がある
・TOEIC 公開テストを受検すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 夏休みの課題回収・テスト
2週 Lesson 4 Part 1 Coordinates 関係代名詞の復習(理工系英文における関係代名詞の使い分け)
3週 Lesson 4 Part 1 Coordinates 関係副詞whereを理解し正しく使うことができる。
4週 Lesson 4 Part 2 Graphs of Linear Function 受動態の復習(理工系英文で受動態を使わなければならない場合)
5週 Lesson 4 Part 3 Graphs of Linear Function <助動詞+受動態>を使った英文を書くことができる。
6週 Lesson 4 Part 3 Quadratic Functions <both A and B>や<not … A or B>を使って英文を書くことができる。
7週 Lesson 4 Graphs and Functions まとめ・Let's try 関係代名詞を使って2文を1文にできる・<前置詞+関係代名詞>を正しく使うことができる・関係副詞を使って2文を1文にできる。
8週 中間試験
4thQ
9週 答案返却・テスト解説
Lesson 5 Part1 Bones and Muscles
部分否定を含む英文を日本語に正しく訳すことができる。
不定代名詞のoneを正しく使うことができる。
10週 Lesson 5 Part 2 Circulatory System 関係副詞の非制限用法を理解し、正しく使うことができる。
11週 Lesson 5 Part 2 Circulatory System 不定詞の意味上の主語を理解し正しく使うことができる。
12週 Lesson 5 Part 3 Digestive System 句動詞を使った受動態、動名詞の受動態、受動態の進行形を理解し、正しく使うことができる
13週 Lesson 5 Part 4  Nervous System <cause +O+ to~>を理解し正しく使うことができる。
14週 Lesson 6 Part3 Conductors and Insulators <allow +O+ to~>を理解し正しく使うことができる。
15週 期末試験
16週 答案返却・テスト解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ提出物合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000