情報基礎

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 情報基礎
科目番号 0076 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質化学工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 できるWord2013 Windows 10対応(田中 亘ら インプレス) 
担当教員 中島 栄次,迫野 奈緒美

到達目標

1.ハードウェアの基礎的知識を理解し、説明できる。
2.ネットワークの基礎的知識を理解できる。
3.情報モラルについて理解できる。
4.Word による日本語入力、基本的な図形描画、表作成、数式作成などができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ハードウェアの基礎的な知識を正しく理解し、詳細に説明できる。ハードウェアの基礎的な知識を説明できる。ハードウェアの基礎的な知識を説明できない。
評価項目2ネットワークの基礎的知識を正しく理解し、詳細に説明できる。ネットワークの基礎的知識を説明できる。ネットワークの基礎的知識を説明できない。
評価項目3情報モラルについて正しく理解し、詳しく説明できる。情報モラルについて理解できる。情報モラルについて理解できない。
評価項目4Wordの基本的な機能を使いこなし、目的に応じた文書作成ができる。Wordの基本的な機能を使用できる。Wordの基本的な機能が使用できない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
工学基礎を学ぶうえで必要とされる情報リテラシーを修得することを目的として演習を行う。講義でコンピューターの基礎、ネットワークの基礎、インターネットの仕組み、セキュリティ、情報倫理について学習しながら、報告書作成で必要とされる科学系の書式に従った表、工学で用いられる数学記号・数式、簡略化しながらも重要な点を読み手に的確に伝えることのできる図を日本語ワードプロセッサで作成できるようにする。
授業の進め方・方法:
前半は講義を行い、後半は演習を行う。
注意点:
本講義は講義と実習から成るが、提出課題(100%)にて評価とする。授業計画は,学生の理解度に応じて変更する場合がある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 情報リテラシーとは 情報リテラシーについて理解できる。
2週 ハードウェアとソフトウェア ハードウェアとソフトウェアについて理解できる。
3週 処理装置と記憶装置 処理装置と記憶装置について理解できる
4週 コンピュータ内のデータの流れ コンピュータ内の装置のつながりとデータの流れを理解できる。
5週 情報ネットワークの仕組み 情報伝達の仕組みとネットワークについて理解できる。
6週 情報モラル(その1) 情報セキュリティの必要性と個人情報の取扱いについて理解できる。
7週 情報モラル(その2) インターネットの利用における危険性とその対策を理解できる。
8週 情報モラル(その3) SNSの危険性とその正しい利用法について理解できる。
2ndQ
9週 Word演習(日本語入力) Wordによる日本語入力ができる。
10週 Word演習(表作成) Word表作成機能の使い方を理解できる。
11週 Word演習(表作成) Word表作成機能を用いて課題作成ができる。
12週 Word演習(図形描画) Word図形描画機能の使い方を理解できる。
13週 Word演習(図形描画) Word図形描画機能をもちいて課題作成ができる。
14週 Word演習(数式作成) Word数式ツールの使い方を理解できる。
15週 Word演習(総まとめ) 第9週から第14週までの内容理解度を確認するための課題作成を行う。
16週 Word演習(総まとめ)およびアンケート 課題作成およびアンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。3
情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3前1
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3前2,前3,前4
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3前5
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。3前6
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。3前6
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している3前7
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。3前7

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力0000000
専門的能力00000100100
分野横断的能力0000000