情報処理Ⅰ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 情報処理Ⅰ
科目番号 0083 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質化学工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 「できる Excel 2019 Office 2019/Office365両対応」
担当教員 福田 知博

到達目標

1.表計算ソフトの関数計算機能の基礎的操作法を理解し使用できる。
2.表計算ソフトの表・グラフ作成機能の基礎的操作法を理解し使用できる。
3.化学構造式描画プログラムの基礎的操作法を理解し使用できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1表計算ソフトの関数計算機能を理解し、化学レポート作成へ応用できる表計算ソフトの関数計算機能を理解できる表計算ソフトの関数計算機能を理解できない
評価項目2表計算ソフトの表・グラフ作成機能を理解し、化学レポート作成へ応用できる表計算ソフトの表・グラフ作成機能を理解できる表計算ソフトの表・グラフ作成機能を理解できない
評価項目3化学構造式描画プログラムを理解し、化学レポート作成へ応用できる化学構造式描画プログラムを理解できる化学構造式描画プログラムを理解できない

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
表計算ソフトや化学構造式描画ソフトの基礎的操作法を講義・演習を通して理解・習得し,化学の分野へ活用できる技能を身に付けることを目的とする。
授業の進め方・方法:
講義と演習
事前に行う準備学習:前回の講義の復習および予習を行ってから授業 に臨むこと
注意点:
1学年で履修した情報基礎Iの内容を確認すること、また、ただのPCスキルのみならず、化学の分野へ応用することを意識すること。授業計画は,学生の理解度に応じて変更する場合がある。
本科目では、50点以上の評価で単位を認定する。評価が50点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。
追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を50点とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 全体の概要説明
2週 計算機能 計算機能を使用できる
3週 表計算機能 表計算機能により大量のデータを計算させることができる
4週 関数入力 (1) 基本的な関数機能を理解できる
5週 化学計算への応用 (1) 基礎的な化学計算への応用ができる
6週 化学計算への応用 (2) 専門的な化学計算への応用ができる
7週 関数入力 (2) 応用的な関数機能を理解できる
8週 中間試験
2ndQ
9週 試験返却と図表の説明 レポートで用いる図表の違いが理解できる
10週 表作成機能 化学レポートに対応したフォーマットの表を作成できる
11週 グラフ作成 (1) グラフ作成機能を理解できる
12週 グラフ作成 (2) グラフ作成機能を活用し種々のレイアウトのグラフを作成できる
13週 グラフ作成 (3) 化学レポート用のグラフを作成できる。
14週 化学構造式描画ソフト (1) 種々の化学構造式を作成できる
15週 化学構造式描画ソフト (2) 種々の3次元分子構造式を作成できる
16週 総合演習 複数のソフトを融合して化学レポートを作成できる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3前1
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3前2,前3,前10,前11
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3前1,前2,前3,前10,前11,前14
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3前1,前16

評価割合

試験発表相互評価態度提出物その他合計
総合評価割合40000600100
基礎的能力40000600100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000