概要:
有機化学実験の基礎技術を修得すると共に,実験成果を報告書としてまとめる能力を養うことを目的とする。
授業の進め方・方法:
理解度を報告書と定期試験で評価する。
事前に行う準備学習:前回の講義の復習および予習を行ってから授業 に臨むこと 。
注意点:
一つの実験は,報告書を提出し合格することで終了となる。
授業計画は学生の理解度に応じて変更する場合がある。
本科目では、60点以上の評価で単位を認定する。評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。
追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術 | 工学実験技術 | 物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。 | 3 | |
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 3 | |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 3 | |
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 3 | |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 3 | |
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。 | 3 | |
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。 | 3 | |
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。 | 3 | |
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。 | 3 | |
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。 | 3 | |
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。 | 3 | |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 化学・生物系分野(実験・実習能力) | 化学・生物系分野(実験・実習能力) | 加熱還流による反応ができる。 | 4 | 後6 |
蒸留による精製ができる。 | 4 | 後5 |
吸引ろ過ができる。 | 4 | 後10 |
再結晶による精製ができる。 | 4 | 後10 |
分液漏斗による抽出ができる。 | 4 | 後7 |
薄層クロマトグラフィによる反応の追跡ができる。 | 4 | 後12 |
融点または沸点から生成物の確認と純度の検討ができる。 | 4 | 後11 |
収率の計算ができる。 | 4 | 後10 |