特別実験

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 特別実験
科目番号 0087 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質化学工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材
担当教員 河合 孝恵,津森 展子

到達目標

1 適切なテーマを選択し、資料収集や実験・調査計画を立案、実験・調査に取り組み、目的とする結果に到達することが出来る
2 適切な図表等を用いて分かりやすく論理性のある文章で報告書が作成できる
3 適切な図表・適切な発表態度でプレゼンテーションを行い、質疑に対して適切に応答ができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1適切なテーマを選択し、資料収集や実験・調査計画を立案、実験・調査に取り組み、目的とする結果に十分到達することが出来る適切なテーマを選択し、資料収集や実験・調査計画を立案することができ、実験・調査に取り組み、目的とする結果に概ね到達することが出来る適切なテーマを選択し、資料収集や実験・調査計画を立案、実験・調査に取り組み、目的とする結果に到達することが出来ない
評価項目2適切な図表等を用いて分かりやすく論理性のある文章で報告書が作成することができる適切な図表等を用いて、概ね分かりやすく論理性のある文章で報告書が作成できる適切な図表等を用いて分かりやすく論理性のある文章で報告書が作成できない
評価項目3適切な図表・適切な発表態度でプレゼンテーションを行い、質疑に対して十分適切な応答ができる適切な図表・適切な発表態度でプレゼンテーションを行い、質疑に対して概ね適切な応答ができる適切な図表・適切な発表態度でプレゼンテーションを行い、質疑に対して適切に応答ができない

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
学生自ら研究調査対象を定め、実験・調査計画をたて、その計画にしたがって実験・調査を行い、得られた結果を発表する“学生主導型実験”となることを目標とする。
授業の進め方・方法:
実験、講義及び演習
注意点:
・関心のある科学テーマを選定・設定すること, 設定したテーマを理論立ててまとめあげてゆくことの難しさを実感してほしい。
・実験上の改善策を求めて思案することの大切さを実感してほしい。
・人前で理路整然とした話が出来るようになる訓練でもある。
・本科目では、60 点以上の評価で単位を認定する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 調査・実験テーマの調査1 調査を進めることが出来る
2週 (なし)
3週 調査・実験テーマの調査2 調査を進めることが出来る
4週 (なし)
5週 テーマの公開、検討 互いに実験調査内容をすりあわせることが出来る
6週 (なし)
7週 テーマの決定/担当教員の決定
8週 (なし)
2ndQ
9週 実験・調査実施 実験・調査を進めることが出来る
10週 (なし)
11週 実験・調査実施 実験・調査を進めることが出来る
12週 (なし)
13週 実験・調査実施 実験・調査を進めることが出来る
14週 (なし)
15週 (期末試験は実施せず)
16週 実験・調査実施 実験・調査を進めることが出来る
後期
3rdQ
1週 (なし)
2週 実験・調査実施 実験・調査を進めることが出来る
3週 (なし)
4週 実験・調査実施 実験・調査を進めることが出来る
5週 (なし)
6週 実験・調査実施 実験・調査を進めることが出来る
7週 (なし)
8週 発表会の準備 pptでスライドを作成できる
4thQ
9週 (なし)
10週 発表会 発表、質疑応答できる
11週 (なし)
12週 発表会 発表、質疑応答できる
13週 (なし)
14週 レポート作成と意見交換会・アンケート 報告書を作成できる
15週 (期末試験は実施しない)
16週 (なし)

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学ライフサイエンス/アースサイエンスライフサイエンス/アースサイエンス太陽系を構成する惑星の中に地球があり、月は地球の衛星であることを説明できる。2
地球は大気と水で覆われた惑星であることを説明できる。2
陸地および海底の大地形とその形成を説明できる。2
地球の内部構造を理解して、内部には何があるか説明できる。2
マグマの生成と火山活動を説明できる。2
地震の発生と断層運動について説明できる。2
地球科学を支えるプレートテクトニクスを説明できる。2
プレート境界における地震活動の特徴とそれに伴う地殻変動などについて説明できる。2
地球上の生物の多様性について説明できる。2
生物の共通性と進化の関係について説明できる。2
生物に共通する性質について説明できる。2
大気圏の構造・成分を理解し、大気圧を説明できる。2
大気の熱収支を理解し、大気の運動を説明できる。2
大気の大循環を理解し、大気中の風の流れなどの気象現象を説明できる。2
海水の運動を理解し、潮流、高潮、津波などを説明できる。2
植生の遷移について説明でき、そのしくみについて説明できる。2
世界のバイオームとその分布について説明できる。2
日本のバイオームの水平分布、垂直分布について説明できる。2
生態系の構成要素(生産者、消費者、分解者、非生物的環境)とその関係について説明できる。2
生態ピラミッドについて説明できる。2
生態系における炭素の循環とエネルギーの流れについて説明できる。2
熱帯林の減少と生物多様性の喪失について説明できる。2
有害物質の生物濃縮について説明できる。2
地球温暖化の問題点、原因と対策について説明できる。2
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3
複数の情報を整理・構造化できる。3
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3
事実をもとに論理や考察を展開できる。3
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
目標の実現に向けて計画ができる。3
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3
法令やルールを遵守した行動をとれる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3
企業には社会的責任があることを認識している。3
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。3
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ報告書合計
総合評価割合05000050100
基礎的能力0000000
専門的能力05000050100
分野横断的能力0000000