到達目標
1立体化学について理解し、応用問題を解くことができる。
2有機ハロゲン化合物の化学について理解し、応用問題を解くことができる。
3アルコールの性質と反応を理解し、応用問題を解くことができる。
4エーテルの性質と反応を理解し、応用問題を解くことができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 立体化学について理解し、応用問題を解くことができる。 | 立体化学について理解し、基本的な問題を解くことができる。 | 立体化学について理解していない。 |
評価項目2 | 有機ハロゲン化合物の化学について理解し、応用問題を解くことができる。 | 有機ハロゲン化合物の化学について理解し、基本的な問題を解くことができる。 | 有機ハロゲン化合物の化学について理解していない。 |
評価項目3 | アルコールの性質と反応を理解し、応用問題を解くことができる。 | アルコールの性質と反応を理解し、基本的な問題を解くことができる。 | アルコールの性質と反応を理解していない。 |
評価項目4 | エーテルの性質と反応を理解し、応用問題を解くことができる。 | エーテルの性質と反応を理解し、基本的な問題を解くことができる。 | エーテルの性質と反応を理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
ディプロマポリシー 1
説明
閉じる
ディプロマポリシー 2
説明
閉じる
ディプロマポリシー 3
説明
閉じる
教育方法等
概要:
有機化学は暗記の学問ではなく、いくつかの基本的な原理がわかれば理解しやすい学問である。有機化合物の性質と反応を良く理解し、応用できる能力を養うことを目的とする。
授業の進め方・方法:
講義
事前に行う準備学習:前回の講義の復習および予習を行ってから授業に臨むこと
(授業外学習・事前)授業内容を予習しておく。
(授業外学習・事後)授業内容に関する課題を解く。
注意点:
講議では、電子の動きで反応機構を説明し、反応が理解しやすいように工夫して行う。復習を必ず行い、反応を十分理解しておくこと。日頃の積み重ねが大事。授業計画は、学生の理解度に応じて変更する場合がある。
本科目では、60点以上の評価で単位を認定する。評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
立体化学(1) |
異性体の種類を理解できる
|
2週 |
立体化学(2) |
不斉炭素とその表示方法を理解できる
|
3週 |
立体化学(3) |
鏡像異性体とジアステレオ異性体を理解できる
|
4週 |
小テスト、有機ハロゲン化合物の化学(1) |
求核置換反応を理解できる
|
5週 |
小テストの解答、有機ハロゲン化合物の化学(2) |
SN1反応とSN2反応を理解できる
|
6週 |
有機ハロゲン化合物の化学(3) |
E1反応とE2反応を理解できる
|
7週 |
有機ハロゲン化合物の化学(4) |
競争反応、有機金属試薬の調製、グリニヤール試薬を理解できる
|
8週 |
中間テスト |
|
4thQ |
9週 |
中間テストの解答、アルコールの化学(1) |
アルコールの酸としての反応を理解できる
|
10週 |
アルコールの化学(2) |
アルコールの塩基としての反応を理解できる
|
11週 |
アルコールの化学(3) |
アルコールからケトン,アルデヒドの合成を理解できる
|
12週 |
エーテルの化学(1) |
エーテルの反応を理解できる
|
13週 |
エーテルの化学(2) |
エポキシドの合成を理解できる
|
14週 |
章末問題 |
演習
|
15週 |
期末テスト |
|
16週 |
期末テストの解答、アンケート |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 有機化学 | 有機物が炭素骨格を持つ化合物であることを説明できる。 | 4 | |
代表的な官能基を有する化合物を含み、IUPACの命名法に基づき、構造から名前、名前から構造の変換ができる。 | 4 | |
σ結合とπ結合について説明できる。 | 4 | |
混成軌道を用い物質の形を説明できる。 | 4 | |
誘起効果と共鳴効果を理解し、結合の分極を予測できる。 | 4 | |
σ結合とπ結合の違いを分子軌道を使い説明できる。 | 4 | |
ルイス構造を書くことができ、それを利用して反応に結びつけることができる。 | 4 | |
共鳴構造について説明できる。 | 4 | |
炭化水素の種類と、それらに関する性質および代表的な反応を説明できる。 | 4 | |
芳香族性についてヒュッケル則に基づき説明できる。 | 4 | |
分子の三次元的な構造がイメージでき、異性体について説明できる。 | 4 | |
構造異性体、シスートランス異性体、鏡像異性体などを説明できる。 | 4 | |
化合物の立体化学に関して、その表記法により正しく表示できる。 | 4 | |
代表的な官能基に関して、その構造および性質を説明できる。 | 4 | |
それらの官能基を含む化合物の合成法およびその反応を説明できる。 | 4 | |
代表的な反応に関して、その反応機構を説明できる。 | 4 | |
電子論に立脚し、構造と反応性の関係が予測できる。 | 4 | |
反応機構に基づき、生成物が予測できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 60 |
専門的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |