到達目標
1. 錯体の立体配置を理解する。2.配位子場理論、結晶場理論を理解する。3.錯体の安定性について理解する。4. 錯体の反応に関して理解する。5.錯体の用途を理解する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
錯体の立体配置を理解できる | 錯体の立体配置をほぼ完全に理解できる | 錯体の立体配置をある程度理解できる | 錯体の立体配置を理解できない |
配位子場理論、結晶場理論を理解する | 配位子場理論、結晶場理論をほぼ完全に理解できる | 配位子場理論、結晶場理論をある程度理解できる | 配位子場理論、結晶場理論を理解できない |
錯体の安定性について理解する | 安定度定数の計算がほぼ完全にできる。 | 安定度定数の計算がある程度できる。 | 安定度定数の計算ができない。 |
錯体の反応に関して理解する | 錯体の反応をほぼ完全に理解できる | 錯体の反応をある程度理解できる | 錯体の反応を理解できない |
錯体の用途を理解する | 錯体の応用例をほぼ完全に理解できる | 錯体の応用例をある程度理解できる | 錯体の応用例を理解できない |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 A-6
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JABEE 1(2)(d)(1)
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教育方法等
概要:
金属錯体化合物は有機化学物質、無機化学などの化学の多くの分野で広く使用されている。このクラスでは、金属錯体の基本理論と立体化学および反応を理解する。また、錯体の特性を利用した応用例についてさらに学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義
注意点:
電子軌道や三次元測位に関する各理論イメージを理解できるようすること。内容は生徒の理解レベルに応じて変更することがある。本科目では、60点以上の評価で単位を認定する。評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。また、状況により授業や試験等をオンライン形式で行うこともある。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
全体の概要説明
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2週 |
金属錯体 |
キレート化合物、配位子を理解する
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3週 |
錯体の立体化学 |
立体配置と異性体を理解する
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4週 |
結晶場理論 (I) |
結晶場理論の基礎を理解する
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5週 |
結晶場理論 (II) |
結晶場理論と物性との関係を理解する
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6週 |
配位子場理論 |
配位子場理論を理解する
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7週 |
演習 |
6週までの演習
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
試験返却・解答 |
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10週 |
錯体の安定度(I) |
安定度定数の基礎を理解できる
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11週 |
錯体の安定度 (II) |
安定度定数を使った計算ができるようになる
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12週 |
錯体の反応 |
電子移動反応、金属カルボニル、配位子置換反応を理解する。
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13週 |
有機金属錯体 |
σ錯体、π錯体を理解できる。
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14週 |
錯体の応用 |
錯体の応用例を理解できる
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
試験返却・アンケート |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 材料系分野 | 材料物性 | 金属の一般的な性質について説明できる。 | 2 | |
原子の結合の種類および結合力や物質の例など特徴について説明できる。 | 2 | |
陽子・中性子・電子からなる原子の構造について説明できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
専門的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 |
分野横断的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |