到達目標
1. 温度刺激応答性を有する高分子溶液のゲル化について、分子構造の観点から説明できること(森)
2. 生体内D-アミノ酸の作用を説明できることと
3. 薬物と食品との相互作用の一端を説明できること
4. 活性酸素による血管障害と修復について説明できること
5. 有機電解法の概要とその反応を理解し、応用問題が解ける
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 温度刺激応答性を有する高分子溶液のゲル化について、分子構造の観点から説明できる | 温度刺激応答性を有する高分子溶液のゲル化についての知識がある | 温度刺激応答性を有する高分子溶液のゲル化についての知識がない |
評価項目2 | 生体内D-アミノ酸の作用を充分に説明できる | 生体内D-アミノ酸の作用をほぼ説明できる | 生体内D-アミノ酸の作用を説明できない |
評価項目3 | 薬物と食品との相互作用の一端を説明できる | 薬物と食品との相互作用の一端をほぼ説明できる | 薬物と食品との相互作用の一端を説明できない |
評価項目4 | 活性酸素による血管障害と修復について充分に説明できる | 活性酸素による血管障害と修復についてほぼ説明できる | 活性酸素による血管障害と修復について説明できない |
評価項目5 | 有機電解法の概要とその反応が充分に理解できる | 有機電解法の概要とその反応がほぼ理解できる | 有機電解法の概要とその反応が理解できない |
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学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 A-6
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JABEE 1(2)(d)(1)
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JABEE 1(2)(e)
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教育方法等
概要:
物質化学工学科に所属するそれぞれの教員の専門分野に関する研究の一端に触れること及びそれらの専門分野の文献やトピックスを通して、化学に対する幅広い知識と視野を涵養することを目的とする。
授業の進め方・方法:
講義および演習
注意点:
各教員の専門分野に関心を払い、広い視野と知識を身につけるよう、意欲的に聴講して貰いたい。各々のトピックス毎にレポートを課すので、自学自習に務めるようにして貰いたい。
■ 授業計画は,学生の理解度に応じて変更する場合がある
■ 学修単位のため、60時間相当の授業外学習が必要である
授業外学習・事前:授業内容を予習しておくこと。
授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解くこと。
■ 本科目では、60点以上の評価で単位を認定する。
■ 評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
温度刺激応答性高分子
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温度刺激応答性高分子の特徴、機能及び用途について理解する。 学修単位のため、60時間相当の授業外学習が必要である ■ 授業外学習・事前:授業内容を予習しておくこと。 ■ 授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解くこと。
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2週 |
温度刺激応答性部位を有する共重合体の合成
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温度刺激応答性部位を有する共重合体の合成法ついて理解する。 学修単位のため、60時間相当の授業外学習が必要である ■ 授業外学習・事前:授業内容を予習しておくこと。 ■ 授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解くこと。
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3週 |
粘度測定によるゲル化の評価
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温度刺激応答性を有する高分子溶液における分子鎖の集合状態を、粘度測定により評価する方法を理解する。 学修単位のため、60時間相当の授業外学習が必要である ■ 授業外学習・事前:授業内容を予習しておくこと。 ■ 授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解くこと。
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4週 |
温度変化により形成される分子鎖集合体の構造
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温度変化により形成される分子鎖集合体の構造を、初期濃度と重なり合い濃度の関係から理解する。 学修単位のため、60時間相当の授業外学習が必要である ■ 授業外学習・事前:授業内容を予習しておくこと。 ■ 授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解くこと。
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5週 |
小テスト
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温度刺激応答性高分子に関するもの 学修単位のため、60時間相当の授業外学習が必要である ■ 授業外学習・事前:授業内容を予習しておくこと。 ■ 授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解くこと。
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6週 |
D-アミノ酸と生命(1) |
ペプチド中および遊離型のD-アミノ酸の概要を説明出来る 学修単位のため、60時間相当の授業外学習が必要である ■ 授業外学習・事前:授業内容を予習しておくこと。 ■ 授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解くこと。
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7週 |
D-アミノ酸と生命(2) |
D-アミノ酸と疾病の関係を説明出来る 学修単位のため、60時間相当の授業外学習が必要である ■ 授業外学習・事前:授業内容を予習しておくこと。 ■ 授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解くこと。
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8週 |
D-アミノ酸と生命(3) |
D-アミノ酸と疾病の関係を説明出来る 学修単位のため、60時間相当の授業外学習が必要である ■ 授業外学習・事前:授業内容を予習しておくこと。 ■ 授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解くこと。
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2ndQ |
9週 |
薬物と食品との相互作用 |
医薬品と食品や嗜好品との相互作用について説明出来る 学修単位のため、60時間相当の授業外学習が必要である ■ 授業外学習・事前:授業内容を予習しておくこと。 ■ 授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解くこと。
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10週 |
身近なフリーラジカル |
生体での活性酸素の消去法および損傷血管修復に係る血液凝固と繊溶について説明出来る 学修単位のため、60時間相当の授業外学習が必要である ■ 授業外学習・事前:授業内容を予習しておくこと。 ■ 授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解くこと。
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11週 |
有機電解法の概要 |
有機電解法の概要を理解できる 学修単位のため、60時間相当の授業外学習が必要である ■ 授業外学習・事前:授業内容を予習しておくこと。 ■ 授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解くこと。
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12週 |
有機電解反応(1) |
有機電解法を活用した反応について理解できる(1) 学修単位のため、60時間相当の授業外学習が必要である ■ 授業外学習・事前:授業内容を予習しておくこと。 ■ 授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解くこと。
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13週 |
有機電解反応(2) |
有機電解法を活用した反応について理解できる(2) 学修単位のため、60時間相当の授業外学習が必要である ■ 授業外学習・事前:授業内容を予習しておくこと。 ■ 授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解くこと。
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14週 |
有機電解反応(3) |
有機電解法を活用した反応について理解できる(3) 学修単位のため、60時間相当の授業外学習が必要である ■ 授業外学習・事前:授業内容を予習しておくこと。 ■ 授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解くこと。
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15週 |
小テスト |
学修単位のため、60時間相当の授業外学習が必要である ■ 授業外学習・事前:授業内容を予習しておくこと。 ■ 授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解くこと。
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16週 |
授業アンケート |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 基礎生物 | 代謝、異化、同化という語を理解しており、生命活動のエネルギーの通貨としてのATPの役割について説明できる。 | 4 | |
酵素とは何か説明でき、代謝における酵素の役割を説明できる。 | 4 | |
細胞膜を通しての物質輸送による細胞の恒常性について説明できる。 | 4 | |
情報伝達物質とその受容体の働きを説明できる。 | 4 | |
生物化学 | タンパク質、核酸、多糖がそれぞれモノマーによって構成されていることを説明できる。 | 4 | |
生体物質にとって重要な弱い化学結合(水素結合、イオン結合、疎水性相互作用など)を説明できる。 | 4 | |
タンパク質を構成するアミノ酸をあげ、それらの側鎖の特徴を説明できる。 | 4 | |
アミノ酸の構造とペプチド結合の形成について構造式を用いて説明できる。 | 4 | |
タンパク質の高次構造について説明できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験(小テスト) | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 67 | 0 | 0 | 0 | 0 | 33 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 67 | 0 | 0 | 0 | 0 | 33 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |