機器分析Ⅰ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 機器分析Ⅰ
科目番号 0033 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 物質化学工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 有機化合物のスペクトル解析
担当教員 森田 康文

到達目標

・IR吸収スペクトルの仕組みが理解でき、チャート分析ができる。
・1H-NMRスペクトルの仕組みが理解でき、チャート分析ができる。
・13C-NMRスペクトルの仕組みが理解でき、チャート分析ができる。
・MSスペクトルの仕組みが理解でき、チャート分析ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本講義では各種機器分析の原理を簡単に学び各種機器分析から得られるチャートを解析できるようになることを目的とする。この講義では赤外線吸収(IR)スペクトル法、核磁気共鳴スペクトル法(1H NMR, 13C NMR)、質量分析スペクトルについて学ぶ。
授業の進め方・方法:
教員単独による講義および演習
注意点:
本講義は各測定機器の理論を学んだ上でチャート解析の仕方を解説し、実際のチャート解析を演習形式で行う。授業時間内にも演習の時間をもうけるが主に演習は自学自習の時間を活用するので自ら取り組みチャートが解析できるようになってもらいたい。授業計画は,学生の理解度に応じて変更する場合がある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 赤外線(IR)の吸収と共有結合
2週 各官能基と赤外線吸収の関係
3週 赤外線吸収スペクトルの活用法
4週 IRスペクトルの解析演習
5週 核磁気共鳴分光スペクトルの原理と1H NMR
6週 1H NMRにおけるケミカルシフトとカップリング
7週 1H NMRの活用法
8週 1H NMRの解析演習
4thQ
9週 中間試験
10週 13C NMRと1H NMRとの違い
13C NMRの活用法
11週 13C NMRの解析演習
12週 質量分析と活用法
MSの解析演習
13週 総合的な有機機器分析演習①
14週 総合的な有機機器分析演習②
15週 期末試験
16週 解答、総合演習、アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ演習合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力0000000
専門的能力70000030100
分野横断的能力0000000