情報処理Ⅰ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 情報処理Ⅰ
科目番号 0069 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質化学工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 間中 淳

到達目標

表計算ソフトや化学構造式描画ソフトの基礎的操作法を講義・演習を通して理解・習得し,化学の分野へ活用できる技能を身に付けることを目的とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
表計算機能化学レポート作成へ応用できる基本的な機能を理解できる基礎的な機能の理解が不十分
2次元化学構造式描画ソフト化学レポート作成へ応用できる基本的な機能を理解できる基礎的な機能の理解が不十分
3次元化学構造式描画ソフト化学レポート作成へ応用できる基本的な機能を理解できる基礎的な機能の理解が不十分

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
表計算ソフトや化学構造式描画ソフトの基礎的操作法を講義・演習を通して理解・習得し,化学の分野へ活用できる技能を身に付けることを目的とする。
授業の進め方・方法:
講義と演習
注意点:
1学年で履修した情報基礎Iの内容を確認すること、また、ただのPCスキルのみならず、化学の分野へ応用することを意識すること。授業計画は,学生の理解度に応じて変更する場合がある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 全体の概要説明
2週 計算機能 計算機能を使用できる
3週 表計算機能 表計算機能により大量のデータを計算させることができる
4週 関数入力 基本的な関数機能を理解できる
5週 化学計算への応用1 基礎的な化学計算への応用ができる
6週 化学計算への応用2 専門的な化学計算への応用ができる
7週 表作成機能 化学レポートに対応したフォーマットの表を作成できる
8週 中間試験
2ndQ
9週 試験返却
10週 グラフ作成1 グラフ作成機能を理解できる
11週 グラフ作成2 グラフ作成機能を活用し種々のレイアウトのグラフを作成できる
12週 グラフ作成3 化学レポート用のグラフを作成できる。
13週 二次元化学構造式描画ソフト 種々の化学構造式を作成できる
14週 三次元分子モデリングソフト 種々の3次元分子構造式を作成できる
15週 総合演習 複数のソフトを融合して化学レポートを作成できる
16週 授業アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3
インターネットの仕組みを理解し、実践的に使用できる。3
情報セキュリティの必要性、様々な脅威の実態とその対策について理解できる。3
個人情報とプライバシー保護の考え方について理解し、正しく実践できる。3
インターネットを用いた犯罪例などを知り、それに対する正しい対処法を実践できる。3
数値計算の基礎が理解できる3
コンピュータにおける初歩的な演算の仕組みを理解できる。3
データの型とデータ構造が理解できる3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能ICTやICTツール、文書等を基礎的な情報収集や情報発信に活用できる。4
ICTやICTツール、文書等を自らの専門分野において情報収集や情報発信に活用できる。4
事象の本質を要約・整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度提出物その他合計
総合評価割合50000500100
基礎的能力500000050
専門的能力000050050
分野横断的能力0000000