概要:
さまざまな文章を読み、文章の論理に即して内容を理解する。漢字・語彙・文法など、言語に関する知識を豊かにする 。教材の文章の読解を通じて、人間と社会・環境の関係について思考する力を磨く。教材の文章の読解を通じて、さま ざまな問題について、自分なりの考えを持ち、それを適切に表現する。
授業の進め方・方法:
担当教員による単独講義、演習。 但し、授業前に学習プリントや授業プリントを配布して、予習課題とする。
注意点:
他人の書いた文章を正確に読むことや自分で苦労して文章を書くことを通じて、自らの感じ方や考え方を磨いてゆくの だという意識を持ってほしい。なお、授業計画は、学生の理解度に応じて変更する場合がある。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
夏期研修課題漢字テスト・課題回収 |
夏期研修課題から200問の漢字テスト。
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2週 |
平山克美「グローバル化とグローバリズム」① |
「グローバル化」と「グローバリズム」の違いについて、整理し、説明できる。
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3週 |
平山克美「グローバル化とグローバリズム」② |
「グローバル化」について、筆者はどのような可能性を見ているのか、説明できる。
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4週 |
多木浩二「消費されるスポーツ」① |
「スポーツ」と「大衆」(ないし「大衆消費社会」)の関係について、説明できる。
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5週 |
多木浩二「消費されるスポーツ」② |
「スポーツ」(ないし「スポーツ情報」)と「メディア」の関係について、説明できる。
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6週 |
『徒然草』「つれづれなるままに」・「ある人、弓射ることを習ふに」 |
『徒然草』の執筆目的や姿勢について、整理し、説明できる。古文の用言の活用を復習した上で、助動詞・助詞の働きについて説明できる。最後の一文に込められた筆者の思いについて、説明できる。
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7週 |
『徒然草』「高名の木登り」 |
敬語表現を学び、登場人物の関係について整理し、説明できる。一話の内容を把握し、簡潔に説明できる。木登り名人の発言の意味を、説明できる。
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8週 |
後期中間試験 |
第16~22回の授業内容について、理解度を確認する。
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4thQ |
9週 |
後期中間試験の答案返却と解説・内田樹「意味と身体」① |
後期中間試験の解答解説。 本文の読みが正しくできる。語句の意味について、適切に説明できる。「言葉」・「意味」・「身体的実感」の関係について、説明できる。
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10週 |
内田樹「意味と身体」② |
「創造的な言語活動」とはどうすることか、説明できる。
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11週 |
内田樹「意味と身体」③ |
日本人の「言語能力が劣化」したのはなぜか、説明できる。
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12週 |
曾先之『十八史略』「先従隗始」① |
本文中の語句の意味を、適切に説明できる。漢文の訓読・書き下し・現代語訳をすることができる。
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13週 |
曾先之『十八史略』「先従隗始」②・韓愈『唐宋八家文読本』「雑説」① |
郭隗の喩え話は、要するに何を言わんとしているのか、説明できる。本文中の語句の意味を、適切に説明できる。漢文の訓読・書き下し・現代語訳をすることができる。
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14週 |
韓愈『唐宋八家文読本』「雑説」② |
「千里馬」の喩えを理解した上で、韓愈の主張したいことを説明できる。
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15週 |
学年末試験 |
第24~30回までの授業の内容について、理解度を確認する。
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16週 |
学年末試験の答案返却と解説・授業アンケート実施 |
学年末試験の解答解説。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。 | 1 | 後2,後3,後4,後5,後9,後10,後11 |
代表的な文学作品を読み、人物・情景・心情の描写ならびに描写意図などを理解して味わうとともに、その効果について説明できる。 | 1 | 後1 |
文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。 | 1 | 後2,後3,後4,後5,後9,後10,後11 |
文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。また、代表的な文学作品について、日本文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。 | 1 | 後1 |
鑑賞にもとづく批評的な文章の執筆や文学的な文章(詩歌、小説など)の創作をとおして、感受性を培うことができる。 | 1 | 後1 |
読書習慣の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得して自らの表現の向上に生かすことができる。 | 1 | 後1 |
現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。 | 1 | 後1,後2,後4,後9 |
代表的な古文・漢文を読み、言葉や表現方法の特徴をふまえて人物・情景などを理解し、人間・社会・自然などについて考えを深めたり広げたりすることができる。 | 1 | 後6,後7,後12,後13,後14 |
古文・漢文について、音読・朗読もしくは暗唱することにより、特有のリズムや韻などを味わうことができる。 | 1 | 後6,後7,後12,後13,後14 |
代表的な古文・漢文について、日本文学史および中国文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。また、それらに親しもうとすることができる。 | 1 | 後6,後13,後14 |
教材として取り上げた作品について、用いられている言葉の現代の言葉とのつながりや、時代背景などに関する古文・漢文の基礎的知識を習得できる。 | 1 | 後6,後12,後13 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 事象の本質を要約・整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。 | 1 | 後3,後5,後11 |
複雑な事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。結論の推定をするために、必要な条件を加え、要約・整理した内容から多様な観点を示し、自分の意見や手順を論理的に展開できる。 | 1 | 後3,後5,後11 |