情報基礎

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 情報基礎
科目番号 0135 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質化学工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 できるWord2013 Windows 10対応(田中 亘ら インプレス) 論文・レポート作成に使うWord2013活用法(相澤裕介 カットシステム)
担当教員 中島 栄次

到達目標

1.ハードウェアの基礎的知識を理解し、説明できる。
2.ネットワークの基礎的知識を理解できる。
3.情報モラルについて理解できる。
4.Word による日本語入力、基本的な図形描画、表作成、数式作成などができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ハードウェアの基礎的な知識を正しく理解し、詳細に説明できる。ハードウェアの基礎的な知識を説明できる。ハードウェアの基礎的な知識を説明できない。
評価項目2ネットワークの基礎的知識を正しく理解し、詳細に説明できる。ネットワークの基礎的知識を説明できる。ネットワークの基礎的知識を説明できない。
評価項目3情報モラルについて正しく理解し、詳しく説明できる。情報モラルについて理解できる。情報モラルについて理解できない。
評価項目4Wordの基本的な機能を使いこなし、目的に応じた文書作成ができる。Wordの基本的な機能を使用できる。Wordの基本的な機能が使用できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
工学基礎を学ぶうえで必要とされる情報リテラシーを修得することを目的として演習を行う。講義でコンピューターの基礎、ネットワークの基礎、インターネットの仕組み、セキュリティ、情報倫理について学習しながら、報告書作成で必要とされる科学系の書式に従った表、工学で用いられる数学記号・数式、簡略化しながらも重要な点を読み手に的確に伝えることのできる図を日本語ワードプロセッサで作成できるようにする。
授業の進め方・方法:
前半は講義を行い、後半は演習を行う。
注意点:
本講義は講義と実習から成るが、定期試験(60%)および提出課題(40%)にて評価とする。授業計画は,学生の理解度に応じて変更する場合がある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 情報リテラシーとは 情報リテラシーとはなにか理解できる。
2週 ハードウェアとソフトウェア ハードウェアとソフトウェアについて説明できる。
3週 処理装置と記憶装置 処理装置と記憶装置について説明できる。
4週 コンピュータ内のデータの流れ コンピュータ内のデータの流れについて説明できる。
5週 情報ネットワークの仕組み 情報ネットワークの仕組みを説明できる。
6週 情報モラル(その1) ネットワークの開放性や匿名性に潜む危険性について理解できる。
7週 情報モラル(その2) 不正アクセスやコンピュータウイルスなどについて理解できる。
8週 中間試験 第1週から第7週までの内容を定期試験にて評価する。
4thQ
9週 Word演習(1) Wordによる日本語入力ができる。
10週 Word演習(2) Wordによる表作成ができる。
11週 Word演習(3) 表作成の課題作成ができる。
12週 Word演習(4) Wordによる図形描画ができる。
13週 Word演習(5) 図形描画の課題作成ができる。
14週 Word演習(6) Wordによる数式作成ができる。
15週 期末試験 試験は行わず、前半の講義内容をWordファイルにまとめる課題作成に取り組む。
16週 課題提出 アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。2
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。2
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。2
インターネットの仕組みを理解し、実践的に使用できる。2
情報セキュリティの必要性、様々な脅威の実態とその対策について理解できる。2
個人情報とプライバシー保護の考え方について理解し、正しく実践できる。2
インターネットを用いた犯罪例などを知り、それに対する正しい対処法を実践できる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題合計
総合評価割合60000040100
基礎的能力0000000
専門的能力60000040100
分野横断的能力0000000