総合英語Ⅱ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 総合英語Ⅱ
科目番号 0145 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 物質化学工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 『MY WAY English Communication EnglishⅡ』(三省堂) 、『同 Workbook』『同CD』
担当教員 冨田 尚

到達目標

・コミュニケーション活動に必要となる基本的な語彙や文法事項などを理解し,実際に活用できる。(語彙・文法力)
・英語を読んで,情報や書き手の意向などを理解し,概要や要点をとらえることができる。(読解力)
・聞いたり読んだりして得た情報や自分の考えなどを、英語を使って書くことができる。(表現力)
・英語の音声的な特徴に注意しながら発音することができ、まとまりのある文章を音読したり暗唱したりできる。(発音・音読)
・英語を聞いて,情報や話し手の意向などを理解したり,概要や要点をとらえたりする。(聴解力)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
語彙・文法力英語を読む、書く、聞く、話す際に必要となる語彙・文法・構文が十分身についている。英語を読む、書く、聞く、話すことが概ね可能な語彙・文法・構文が身についている。語彙や文法力が不足していて、英語を読む、書く、聞く、話すことが困難である。
読解力まとまった英文を読んで,情報や書き手の意向などを理解し,概要や要点をとらえることができる。まとまった英文を読んで,情報や書き手の意向などを部分的に理解し,概要や要点を大まかにとらえることができる。まとまった英文を読んで,文章全体の概要や要点をとらえることができない。
表現力基本的な語彙や文法事項を活用して、情報や自分の考えなどを、ある程度の分量の英文で書いたり発表したりできる。基本的な語彙や文法事項を活用して、情報や自分の考えなどを、1~2文程度の英文で書いたり発表したりできる。情報や自分の考えなどを、英語で書いたり発表したりできない。
発音・音読英語の音声的な特徴に注意しながら発音することができ、まとまりのある文章を聞き手に伝わるように、音読したり暗唱したりできる。単語はほぼ正確に発音することができ、まとまりのある文章を、語句の切れ目を意識して音読できる。正しく発音できる単語もあるが、まとまりのある文章を、語句の切れ目を意識して音読することができない。
聴解力英語を聞いて,情報や話し手の意向などを十分理解し,概要や要点をとらえることができる。英語を聞いて,情報や話し手の意向などを部分的に理解し,概要や要点を大まかにとらえることができる。英語を聞いて,単語など断片的に理解できるが、概要や要点をとらえたりすることはできない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日常的な話題について、聞いたことや読んだことを理解し、情報や考えを英語で話したり書いたりして伝える基礎的な能力を養う。
授業の進め方・方法:
講義及び演習
注意点:
・教科書、ワークブック、英和辞典を必ず持参すること
・予習・復習を欠かさないこと
・付属のCDを何度も聞き、音読を繰り返すこと。
・配付プリントは、必ずファイルに綴じ活用すること
・提出物は様式を守り、提出期限を厳守すること。また、文字は丁寧に書くこと。
・TOEIC Bridgeを受検すること
・授業計画は学生の理解度に応じて変更する場合がある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション Lesson 1 Pictograms 授業概要説明 Section 1
2週 Lesson 1 Section 1
3週 同上 Section 2
4週 同上 Section 3
5週 L2 A New Way to Clean Up the Ocean Section 1
6週 同上 Section 2
7週 同上 Section 3
8週 中間試験 学習範囲のテスト
2ndQ
9週 中間試験返却 L3 Cuba 中間試験解説 Section 1
10週 L3 Section 2
11週 同上 Section 3
12週 L4 The World's Poorest President Section 1
13週 同上 Section 2
14週 同上 Section 3
15週 アンケート アンケート
16週 期末試験 学習範囲のテスト
後期
3rdQ
1週 L5 Eye Contact Section 1,2
2週 同上 Section 3,4
3週 L6 A Space Elevator Section 1,2
4週 同上  Section 3,4
5週 L7 An Encouraging Song Section 1,2
6週 同上  Section 3,4
7週 同上  review
8週 中間試験 学習範囲のテスト
4thQ
9週 TOEIC Bridge TOEIC Bridge実施
10週 L8 Language Contacts Section 1,2
11週 同上  Section 3,4
12週 L9 Charles Chaplin Section 1,2
13週 同上  Section 3,4
14週 同上  review
15週 アンケート アンケート
16週 期末試験 学習範囲のテスト

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。2
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。2
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。2
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。2
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。2
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。2
他者の意見を聞き合意形成することができる。2
合意形成のために会話を成立させることができる。2
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。2
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。2
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。2
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。2
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。2
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。2
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。2
複数の情報を整理・構造化できる。2
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。2
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。2
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。2
目標の実現に向けて計画ができる。2
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。2
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。2
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。2
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。2
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。2
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。2
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。2

評価割合

定期試験&小テスト課題提出ファイルの活用合計
総合評価割合85105100
基礎的能力85105100
専門的能力0000
分野横断的能力0000