情報処理Ⅱ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 情報処理Ⅱ
科目番号 0175 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質化学工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 河合 孝恵

到達目標

(1) プログラミング・実行・デバッグができる
(2) プログラム作成において入出力が適切に使える
(3) プログラム作成において変数が適切に使える
(4) プログラム作成において繰り返し・条件分岐等が適切に使える
(5) 配列化等の手法を適切に用いプログラムを作成できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1プログラミング・実行・デバッグができるプログラミング・実行・デバッグが正確にできるプログラミング・実行・デバッグができるプログラミング・実行・デバッグができない
プログラム作成において入出力が適切に使えるプログラム作成において入出力が適切に正確に使えるプログラム作成において入出力が適切に正確に使えるプログラム作成において入出力が適切に正確に使えない
プログラム作成において変数が適切に使えるプログラム作成において変数が適切に正確に使えるプログラム作成において変数が適切に正確に使えるプログラム作成において変数が適切に正確に使えない
プログラム作成において繰り返し・条件分岐等が適切に使えるプログラム作成において繰り返し・条件分岐等が適切に正確に使えるプログラム作成において繰り返し・条件分岐等が適切に使えるプログラム作成において繰り返し・条件分岐等が適切に使えない
配列化等の手法を適切に用いプログラムを作成できる配列化等の手法を適切に正確に用いプログラムを作成できる配列化等の手法を適切に用いプログラムを作成できる配列化等の手法を適切に用いプログラムを作成できない

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
プログラミング演習を行い、最終的にオリジナルなプログラムを作成できるようになることを目標とする。
現在、様々なプログラミング言語が存在するが、入出力・繰り返し・条件分岐・変数・配列等はプログラミング言語に共通した概念である。本授業では1つの言語のみを用いるが、将来 他の言語を修得する際にも知識を活用できるよう、言語文法を覚えるだけではなく、概念も理解することを目標とする。
授業の進め方・方法:
教員単独
注意点:
プログラミング演習で用いるProcessing言語は極めて多くの機能を有しているので、各自の創造性を存分に発揮してプログラムを作成すること。
また教科書には基本的な事項しか説明されていないので、他の参考書やインターネットを参考にすること。
授業計画は,学生の理解度に応じて変更する場合がある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 プログラミン・Scratchの概要1 プログラムの編集・実行・保存等
2週 Scratchの概要2 繰り返し,条件分岐
3週 総合実習 総合実習
4週 Processingの概要 プログラムの編集・実行・保存等
プログラムのデバッグ等
5週 出力 出力等
6週 変数の宣言 変数宣言、変数の種類、変数を使い分ける理由等
7週 演算 四則演算、数学関数等
8週 制御文1 if文、for文
2ndQ
9週 中間試験
10週 制御文2 switch case文
11週 配列 一次元配列、多次元配列
12週 2Dグラフィックス 2Dグラフィックス
13週 3Dグラフィックス 3Dグラフィックス
14週 総合実習 総合実習
15週 期末試験 
16週 後期末試験の解答・解説
授業評価・アンケート 

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。3
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。3
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。3
専門的能力分野別の専門工学材料系分野情報処理プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。3
定数と変数を説明できる。3
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。3
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。3
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。3
条件判断プログラムを作成できる。3
繰り返し処理プログラムを作成できる。3
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。3

評価割合

試験合計
総合評価割合100100
基礎的能力3030
専門的能力7070