有機化学実験

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 有機化学実験
科目番号 0183 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 物質化学工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 図解とフローチャートによる新有機化学実験(福富 博 監修,浅田 誠一・内出 茂・小林 基宏 共著,技報堂出版),配布テキスト
担当教員 川淵 浩之,福田 知博,山岸 正和

到達目標

有機化学実験の単位操作を修得し,その内容を理解できる。
常圧蒸留,水蒸気蒸留の原理を理解できる。
アセトアニリドの合成における反応機構・精製の原理を理解できる。
薄層クロマトグラフィーの原理を理解できる。
混合物分離の原理を理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ガラスの性質や加工法を理解し、応用的なガラス細工を行うことができる。ガラスの性質や加工法を理解し、ガラス細工を行うことができる。ガラスの性質や加工法を理解できず、ガラス細工を満足に行えない。
評価項目2有機化学実験の単位操作を理解し、応用的に有機実験に用いることができる。有機化学実験の単位操作を理解し、ある程度有機実験に用いることができる。有機化学実験の単位操作を理解できず、有機実験に用いることができない。
評価項目3有機分子合成法の原理や操作を理解し、実際の合成法を適切に考え、用いることができる。有機分子合成法の原理や操作を理解し、実際の合成法に用いることができる。有機分子合成法の原理や操作を理解できず、実際の合成法に用いることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
機化学実験の基礎技術を修得すると共に,実験成果を報告書としてまとめる能力を養うことを目的とする。
授業の進め方・方法:
理解度を報告書と定期試験で評価する。
注意点:
一つの実験は,報告書を提出し合格することで終了となる。
授業計画は学生の理解度に応じて変更する場合がある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 実験上の諸注意,器具調査 オリエンテーション
2週 ガラス細工(切る,曲げ,延ばし) ガラスの特性を理解し基礎技術を学ぶ
3週 ガラス細工(応用1) ガラスの特性を理解し応用技術を学ぶ
4週 ガラス細工(応用2) ガラスの特性を理解し応用技術を学ぶ
5週 含水メタノールの分留 常圧蒸留
6週 オレンジから香気成分の抽出(1) 水蒸気蒸留
7週 オレンジから香気成分の抽出(2) 分液抽出
8週 中間試験
4thQ
9週 中間試験解答とアセトアニリドの合成(1) アセチル化反応
10週 アセトアニリドの合成(2) 再結晶
11週 アセトアニリドの合成(3) 融点測定
12週 薄層クロマトグラフィー 薄層クロマトグラフィーによる有機試料の展開
13週 混合物の分離 混合物の弱アルカリ,強アルカリ,強酸による分離
14週 酢酸イソアミルの合成 エステル合成
15週 期末試験
16週 期末試験の解答,片付け 授業アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の工学実験・実習能力化学・生物系分野【実験・実習能力】有機化学実験加熱還流による反応ができる。3後6
蒸留による精製ができる。4後5
吸引ろ過ができる。4後10
再結晶による精製ができる。4後10
分液漏斗による抽出ができる。4後7
薄層クロマトグラフィによる反応の追跡ができる。4後12
融点または沸点から生成物の確認と純度の検討ができる。4後11
収率の計算ができる。4後10
沸点から生成物の確認と純度の検討ができる。4後10

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50500000100
基礎的能力0000000
専門的能力50500000100
分野横断的能力0000000