総合英語Ⅴ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 総合英語Ⅴ
科目番号 0272 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 物質化学工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 Fundamental Science in English I / 同 Workbook (成美堂)
担当教員 青山 晶子

到達目標

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英文の語・句・節、および文の構造とその構成要素を正しく判断し、理工系の文脈にあった、綴りや文法に誤りのない正確な英文を書くことができる英文の語・句・節、および文の構造とその構成要素を正しく判断し、理工系の文脈にあった、おおむね正確な英文を書くことができる。英文の語・句・節、および文の構造とその構成要素を正しい判断ができない。また、綴りや文法事項に誤りのない英文を書くことができない。
評価項目2中学レベルの理科と数学で扱われる内容の専門用語を正しく綴り発音することができる。また、数や単位、数式や公式など、科学的な事象の記述の基礎表現を、自然な英語で音読できる。中学レベルの理科と数学で扱われる内容の専門用語を、おおむね正しく綴り発音することができる。また、数や単位、数式や公式など、科学的な事象の記述の基礎表現を、おおむね自然な英語で音読できる。中学レベルの理科と数学で扱われる内容の専門用語を正しく綴り発音することができない。また、数や単位、数式や公式など、科学的な事象の記述の基礎表現を、自然な英語で発音できない。
評価項目3科学的な事象の記述に多用されるパラグラフの構造を正確に分析し、トピックを中心とする正しい情報の読み取りできる。科学的な事象の記述に多用されるパラグラフの構造をおおむね正確に分析し、トピックを中心とする情報の読み取りができる。科学的な事象の記述に多用されるパラグラフの構造の分析ができず、トピックを中心とする情報の読み取りができない。
評価項目4科学的な事象の記述に多用される表現を正しく使って、簡潔で明確な英文で書くことができる。科学的な事象の記述に多用される表現をおおむね正しく使って、簡潔で明確な英文で書くことができる。科学的な事象の記述に多用される表現を正しく使うことができず、簡潔で明確な英文で書くことができない。
評価項目5中学レベルの理科と数学の内容について、簡潔で自然な英語を使って、口頭で内容を伝えることができる。中学レベルの理科と数学の内容について、英語を使って、口頭で内容をおおむね伝えることができる。中学レベルの理科と数学の内容について、英語を使って、口頭で内容を伝えることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
英文の構造を判断し、その意味を正確に把握するための基礎となる英文法を体系的に学習する。中学校での既習の英文法を整理した上で、動詞の特性や用法、文構造等を中心に、新たに学ぶ英語の基礎を確立することを主たる目標とする。本授業を通して新しい科学の知識を得るのではなく、これまでに既習・既知の科学的事実を比較的平易な英語を通して理解・確認することで、英語独特の表現に慣れると同時に、学習者が自身の興味関心について発信できる英語運用能力を養うことを目標とする。
授業の進め方・方法:
1回の授業はおおむね次の手順で進める。
①単元ごとに本文と新出・重要単語の復習テストをコンピュータで行う。
②課題の確認
③新単元の単語と本文中の重要表現の確認。
④音読練習・教科書の練習問題
⑤課題(発展的な問題および復習用の問題)の配布と説明
なお、和訳や説明、音読用のデジタルファイルは、全て校内ネットワーク上の教材フォルダに入っている。
注意点:
テキストは、既習・既知の科学的事実を平易な英文で丁寧にまとめたものであり、1ユニット毎の語数は比較的少ない。ユニット毎に文法事項がピックアップされているので、予習は容易であろう。専門用語がやや多く見えるが、その用語さえ予習すれば文法的に戸惑うことはさほどないだろう。十分に予習したうえで授業に臨み、疑問点はすぐに質問し、早めに復習して知識を定着させる、という学習サイクルを早く身につけることである。以下に留意する。
・必ず予習(解答、音読、読解)すること。
・教材フォルダー(音声、練習問題等)も活用すること。
・シラバス記載内容は、学生の理解度に応じて変更する場合がある
・TOEIC IPを受検すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 Lesson 6 Part 1, 2
理工系文脈において現在完了を運用できる。
make+O+形容詞/名詞を活用できる。
2週 Lesson 6 Part 3, 4 allow+O+to~を運用できる。
be proportional to ~を活用できる。
3週 Let's try 電気に関する基礎的な語彙を運用できる。
4週 Lesson 7 Part 1, 2 prevent+O+from・・・ingを運用できる。
make+O+動詞の原形を活用できる。
5週 Lesson 7 Part 3, without・・・ingを運用できる。
接辞についての基礎的な知識を活用できる。
6週 Lesson 8 Part 1 感嘆文を正しく書くことができる。
程度を表すso~ that・・・の表現を活用できる。
7週 Lesson 8 Part 2 it is/was+形容詞+to不定詞の表現を活用できる。
関係代名詞whatを運用できる。
8週 中間試験
4thQ
9週 Lesson 8 Part 3, 4 not only A but also Bを活用できる。
疑問詞+to不定詞を運用できる。
受動態の完了形を活用できる。
10週 Lesson 9 Part 1, 2 イオンに関する基礎的な知識を英語で表現できる。
電気分解に関する基礎的な知識を英語で表現できる。
11週 Lesson 9 Part 3 酸とアルカリに関する基礎的な知識を英語で表現できる。
12週 Lesson 10 Part 1, 2 太陽エネルギーに関する基礎的な知識を英語で表現できる。
エネルギー保存の法則に関する基礎的な知識を英語で表現できる。
13週 Lesson 10 Part 3, 4 位置エネルギーに関する基礎的な知識を英語で表現できる。
エネルギー変換に関する基礎的な知識を英語で表現できる。
14週 まとめ SATの理数系分野の問題が解ける。
15週 期末試験
16週 試験解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合801000100100
基礎的能力801000100100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000