到達目標
①遺伝子組換え操作を説明できる、ベクターの働き、種類、オペロンについて説明できる
②クローニング技術について説明できること、ポリメラーゼチェインリアクションの概要を説明できること
③遺伝子工学の応用例を説明できること
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 遺伝子組換え操作を正しく説明できる、ベクターの働き、種類、オペロンについて正しく説明できる | 遺伝子組換え操作を説明できる、ベクターの働き、種類、オペロンについて説明できる | 遺伝子組換え操作を説明できない、ベクターの働き、種類、オペロンについて説明できない |
評価項目2 | クローニング技術について、さらにポリメラーゼチェインリアクションの概要を正しく説明できること
| クローニング技術について説明できること、ポリメラーゼチェインリアクションの概要を説明できること | クローニング技術について説明できない、ポリメラーゼチェインリアクションの概要を説明できない |
評価項目3 | 多くの遺伝子工学の応用例を説明できる | 遺伝子工学の応用例を説明できる | 遺伝子工学の応用例を説明できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
分子生物学に引き続き、本科目においてはベクターを用いた遺伝子操作方法やPCRなどの遺伝子工学の技術を学習し、それら技術の応用例も学ぶことを目的とする。
授業の進め方・方法:
教員単独による講義
注意点:
・遺伝子工学固有の用語が頻繁に登場する。例年あいまいに理解する学生が見受けられるのできちんと理解すること。
・何回かにわたって課題を出す予定。
・授業計画は、学生の理解度に応じて変更する場合がある。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ベクター① |
ベクターの役割について説明できる
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2週 |
ベクター② |
ベクターの種類を説明できる
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3週 |
ベクター③ |
ベクターの仕組みについて説明できる
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4週 |
ベクター④ |
ベクターの応用技術について説明できる
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5週 |
遺伝子導入方法 |
いくつかの導入方法の違いを説明できる
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6週 |
遺伝子クローニング① |
クローニング技術を説明できる
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7週 |
遺伝子クローニング② |
クローニング技術を説明できる
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
ポリネラーゼチェイインリアクション① |
PCRの原理を説明できる
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10週 |
ポリネラーゼチェイインリアクション② |
いくつかのPCRを説明できる
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11週 |
遺伝子工学の応用① |
農業への応用例を説明できる
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12週 |
遺伝子工学の応用② |
食品への応用
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13週 |
遺伝子工学の応用③ |
医薬品への応用
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14週 |
遺伝子工学の応用④ |
水産業その他へ応用
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
解答、総合演習、アンケート |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 基礎生物 | DNAの構造について遺伝情報と結びつけて説明できる。 | 3 | |
遺伝情報とタンパク質の関係について説明できる。 | 3 | |
生物工学 | 遺伝子組換え技術の原理について理解している。 | 4 | |
バイオテクノロジーの応用例(遺伝子組換え作物、医薬品、遺伝子治療など)について説明できる。 | 4 | |
バイオテクノロジーが従来の技術に対して優れている点について説明できる。 | 4 | |
遺伝子組み換え技術のリスクと安全策について説明できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |