有機工業化学

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 有機工業化学
科目番号 0284 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 物質化学工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 新しい工業化学(足立 吟也、岩倉 千秋、馬場 章夫 編、化学同人)
担当教員 川淵 浩之

到達目標

1炭素資源の現状を理解し、応用することができる。
2石油化学基礎原料の製造法を理解し、応用することができる。
3メタノールの化学を理解し、応用することができる。
4有機ファインケミカルズについて理解し、応用することができる。
4グリーンケミストリーについて理解し、応用することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1炭素資源の現状を理解し、応用することができる。炭素資源の現状を理解し、基本的なことができる。炭素資源の現状を理解していない。
評価項目2石油化学基礎原料の製造法を理解し、応用することができる。石油化学基礎原料の製造法を理解し、基本的なことができる。石油化学基礎原料の製造法を理解していない。
評価項目3メタノールの化学を理解し、応用することができる。メタノールの化学を理解し、基本的なことができる。メタノールの化学を理解していない。
評価項目4有機ファインケミカルズについて理解し、応用することができる。有機ファインケミカルズについて理解し、基本的なことができる。有機ファインケミカルズについて理解していない。
評価項目5グリーンケミストリーについて理解し、応用することができる。グリーンケミストリーについて理解し、基本的なことができる。グリーンケミストリーについて理解していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
我々の身のまわりの品物は、化学工業で製造されたものばかりである。すなわち、我々は化学製品とは切っても切れない関係にある。これまで学習してきた化学が、実際の製造にどのように活かされ、環境との調和をいかに考えているのかを学ぶことを目的とする。
授業の進め方・方法:
講義
注意点:
復習を必ず行い、反応を十分理解しておくこと。日頃の積み重ねが大事。
授業計画は、学生の理解度に応じて変更する場合がある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 化学工業とは何か(1) 化学工業の成り立ち、歴史、位置づけについて説明できる
2週 化学工業とは何か(2) 化学工業の地球環境保全への取り組みについて説明できる
3週 炭素資源(1) 炭素資源の構造と特性、化石資源の量と寿命について説明できる
4週 炭素資源(2) 炭素資源利用の概要について説明できる
5週 炭素資源(3) 地球環境問題について説明できる
6週 石油精製(1) 石油精製について説明できる
7週 石油精製(2) 石油化学基礎原料の製造について説明できる
8週 中間テスト
4thQ
9週 中間テストの解答、石油化学(1) エチレン、プロピレンの利用について説明できる
10週 石油化学(2) ブテン、ブタジエン、芳香族炭化水素の利用について説明できる
11週 メタノールの化学(1) メタノール合成および合成ガスについて説明できる
12週 メタノールの化学(2) エネルギーとしてのメタノールについて説明できる
13週 有機ファインケミカルズ 有機ファインケミカルズについて説明できる
14週 グリーンケミストリー グリーンケミストリーについて説明できる
15週 期末テスト
16週 期末テストの解答、アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力600000060
専門的能力400000040
分野横断的能力0000000