品質管理

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 品質管理
科目番号 0289 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 物質化学工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 すぐに使えるQC手法 (藤田 菫ほか著、 日科技連)
担当教員 安田 賢生,川淵 浩之

到達目標

1品質管理の基本を理解し、応用することができる。
2小集団活動、QCストーリーによる問題解決法について理解し、応用することができる。
3QC七つ道具とは何か、またその作り方、使い方を理解し、応用することができる。
4品質保証と信頼性について理解し、応用することができる。
5ISO9001の概要について理解し、応用することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1品質管理の基本を理解し、応用することができる。品質管理の基本を理解し、基本的なことができる。品質管理の基本を理解していない。
評価項目2小集団活動、QCストーリーによる問題解決法について理解し、応用することができる。小集団活動、QCストーリーによる問題解決法について理解し、基本的なことができる。小集団活動、QCストーリーによる問題解決法について理解していない。
評価項目3QC七つ道具とは何か、またその作り方、使い方を理解し、応用することができる。QC七つ道具とは何か、またその作り方、使い方を理解し、基本的なことができる。QC七つ道具とは何か、またその作り方、使い方を理解していない。
評価項目4品質保証と信頼性について理解し、応用することができる。品質保証と信頼性について理解し、基本的なことができる。品質保証と信頼性について理解していない。
評価項目5ISO9001の概要について理解し、応用することができる。ISO9001の概要について理解し、基本的なことができる。ISO9001の概要について理解していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
品質管理の基本的な考え方と改善に役立つQC手法を修得し、技術者としての実践力を養う。 また、品質保証と信頼性、ものづくりの現場に必要な問題解決法(QCストーリー)、さらには品質保証の国際規格であるISO9001 についても学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義及び演習
注意点:
日本の産業がここまで発展したのは、品質管理の導入・展開・推進によるところが大きいと言われている。 品質管理の勉強は、技術者の必須要件であることを認識し、QC的なものの見方・考え方と必要なQC 手法を身に付けてほしい。
なお、授業計画は,学生の理解度に応じて変更する場合がある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 品質管理を学ぶにあたって 品質を取り巻く環境の変化について説明できる
2週 わが国の品質管理の歴史 SQC→TQC→TQM、 日本の品質管理の特徴について説明できる
3週 品質管理とは 品質とは、 管理とは、 QC的センスについて説明できる
4週 TQMの導入と推進 推進組織と推進計画、 教育訓練、 方針管理、 QC診断について説明できる
5週 小集団活動 QCサークルについて説明できる
6週 問題解決・課題達成の進め方 QCストーリーの手順とポイントについて説明できる
7週 統計的手法とその活用 データのとり方、 母集団とサンプル、 分布、 手法の種類について説明できる
8週 QC手法(1) パレート図について説明できる
2ndQ
9週 QC手法(2) 特性要因図について説明できる
10週 QC手法(3) チェックシートについて説明できる
11週 QC手法(4) ヒストグラムについて説明できる
12週 QC手法(5) 散布図、管理図について説明できる
13週 品質保証と信頼性 工程能力、新QC七つ道具について説明できる
14週 ISO9001 ISO9001について説明できる
15週 期末テスト
16週 期末テストの解答、アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力600000060
専門的能力400000040
分野横断的能力0000000