有機化学Ⅳ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 有機化学Ⅳ
科目番号 0299 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 物質化学工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 これでわかる基礎有機化学(三共出版)、これでわかる基礎有機化学演習(三共出版)
担当教員 川淵 浩之

到達目標

1カルボン酸誘導体の性質と反応を理解し、応用問題が解ける。
2アミンの性質と反応を理解し、応用問題が解ける。
3人名反応の反応機構を理解し、応用問題が解ける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1カルボン酸誘導体の性質と反応を理解し、応用問題が解ける。カルボン酸誘導体の性質と反応を理解し、基本の問題が解ける。カルボン酸誘導体の性質と反応を理解していない。
評価項目2アミンの性質と反応を理解し、応用問題が解ける。アミンの性質と反応を理解し、基本の問題が解ける。アミンの性質と反応を理解していない。
評価項目3人名反応の反応機構を理解し、応用問題が解ける。人名反応の反応機構を理解し、基本の問題が解ける。人名反応の反応機構を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
有機化学は暗記の学問ではなく、いくつかの基本的な原理がわかれば理解しやすい学問である。有機化合物の性質と反応を良く理解し、応用できる能力を養うことを目的とする。
授業の進め方・方法:
講義
注意点:
講義では、電子の動きで反応機構を説明し、反応が理解しやすいように工夫して行う。反応を十分理解した上で、章末の練習問題を解いておくこと。日頃の積み重ねが大事。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 カルボン酸誘導体の化学(1) 求核アシル置換反応(1)について説明できる
2週 カルボン酸誘導体の化学(2) 求核アシル置換反応(2)について説明できる
3週 カルボン酸誘導体の化学(3) エステルの縮合反応について説明できる
4週 アミンの化学(1) アミンの塩基性について説明できる
5週 アミンの化学(2) アミンの反応について説明できる
6週 小テスト、各種化合物の合成反応(1) アルケン、アルキン、芳香族化合物について説明できる
7週 小テストの解答、各種化合物の合成反応(2) 有機ハロゲン化合物、アルコール、エーテルについて説明できる
8週 中間テスト
4thQ
9週 中間テストの解答、各種化合物の合成反応(3) アルデヒドとケトンについて説明できる
10週 各種化合物の合成反応(4) カルボン酸、カルボン酸誘導体、アミンについて説明できる
11週 人名反応(1) 人名反応(1)について説明できる
12週 人名反応(2) 人名反応(2)について説明できる
13週 小テスト、人名反応(3) 人名反応(3)について説明できる
14週 小テストの解答、人名反応(4) 人名反応(4)について説明できる
15週 期末テスト
16週 期末テストの解答、アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力600000060
専門的能力400000040
分野横断的能力0000000