概要:
物質化学工学科に所属するそれぞれの教員の専門分野に関する研究の一端に触れること及びそれらの専門分野の文献やトピックスを通して、化学に対する幅広い知識と視野を涵養することを目的とする。
授業の進め方・方法:
各トピックについて講義形式で進め、各単元終了後、レポート提出により理解度を評価する。
注意点:
各教員の専門分野に関心を持ち、広い視野と知識を身につけるよう、意欲的に聴講して貰いたい。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術史 | 技術史 | 歴史の大きな流れの中で、科学技術が社会に与えた影響を理解し、自らの果たしていく役割や責任を理解できる。 | 3 | 後10 |
グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | 世界の歴史、交通・通信の発達から生じる地域間の経済、文化、政治、社会問題を理解し、技術者として、それぞれの国や地域の持続的発展を視野においた、経済的、社会的、環境的な進歩に貢献する資質を持ち、将来技術者の役割、責任と行動について考えることができる。 | 3 | |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 材料系分野 | 有機材料 | 高分子ついて、熱可塑性高分子と熱硬化性高分子の構造や性質の違いにより高分子を分類できる。 | 4 | 後6 |
高分子の結晶性・非晶性に基づき力学的性質について説明できる。 | 4 | 後6 |
高分子の平均分子量を理解し、平均分子量と重合度の関係を説明できる。 | 4 | 後6 |
鎖状構造や官能基の立体配置(立体配座)による高分子の構造と性質を理解し説明できる。 | 4 | 後6 |
高分子を構成する分子鎖の構造およびその集合法と性質の関連性を説明できる。 | 4 | 後6 |
高分子材料に求められる機能について理解し、基本的な骨格と官能基の機能性について説明できる。 | 4 | 後7 |
高分子の分離・認識能や触媒能等について分子構造から説明できる。 | 4 | 後7 |
高分子の結晶、非晶、結晶化度について説明できる。 | 4 | 後6 |
ミセル、単結晶、球晶など高分子の形態について説明できる。 | 4 | 後6 |
高分子の熱的性質について説明できる。 | 4 | 後6 |
高分子の力学的性質について説明できる。 | 4 | 後6 |
高分子の粘弾性について説明できる。 | 4 | 後6 |
数平均分子量、重量平均分子量、Z平均分子量、粘度平均分子量について説明できる。 | 4 | 後6 |
分子量分布を理解し、重合法の違いによる分子量分布のあり方について説明できる。 | 4 | 後6 |
化学・生物系分野 | 有機化学 | 高分子化合物がどのようなものか説明できる。 | 4 | 後6 |
代表的な高分子化合物の種類と、その性質について説明できる。 | 4 | 後6 |
高分子の分子量、一次構造から高次構造、および構造から発現する性質を説明できる。 | 4 | 後6 |
高分子の熱的性質を説明できる。 | 4 | 後6 |