概要:
電子情報工学科において今後必要とされる知識・技術の基礎的な項目について,実際に手を動かしながら習得することを目標とする.電気電子,工作,プログラミングなどの基本的事項について機材を用いて適宜実験を行う.
授業の進め方・方法:
前期は5テーマをそれぞれ2~5週程度の期間をかけて行う.テーマによってはグループに分かれて実施する.
注意点:
レポートは全テーマについて、定められた期限内に必ず提出しなければならない
到達目標の達成度評価方法(レポートの内容、質問に対する回答)
レポート評価(レポートの書き方、実験結果の整理と検討、提出期限)
到達目標の達成度を確認するために、提出されたレポートに対して質問をする
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。 | 3 | 前11 |
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 3 | 前11 |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 3 | 前11 |
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 3 | 前13 |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 3 | 前13 |
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。 | 3 | 前13 |
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。 | 3 | 前13 |
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。 | 3 | 前15 |
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。 | 3 | 前15 |
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。 | 3 | 前15 |
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。 | 3 | 前15 |
情報リテラシー | 情報リテラシー | 同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 1 | |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 1 | |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 1 | |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電気回路 | 電力量と電力を説明し、これらを計算できる。 | 1 | |
情報系分野 | その他の学習内容 | メディア情報の主要な表現形式や処理技法について説明できる。 | 3 | 前2 |
ディジタル信号とアナログ信号の特性について説明できる。 | 3 | 前3 |
情報を離散化する際に必要な技術ならびに生じる現象について説明できる。 | 3 | 前4 |
分野別の工学実験・実習能力 | 情報系分野【実験・実習能力】 | 情報系【実験・実習】 | 与えられた問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。 | 1 | |
ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 1 | |
ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い、生成したロードモジュールの動作を確認できる。 | 1 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 1 | 前4 |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 1 | 前4 |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 1 | 前4 |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 1 | 前5 |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 1 | 前5 |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 1 | 前5 |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 1 | 前8 |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 1 | 前9 |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 1 | 前10 |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 1 | 前11 |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 1 | 前12 |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 1 | 前13 |