歴史Ⅰ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 歴史Ⅰ
科目番号 0003 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子情報工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『新詳世界史B』帝国書院
担当教員 横田 数弘

到達目標

異文化理解を深める。各地域・各時代の政治支配構造、社会経済構造、宗教などを理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1先史・古代の歴史的知識を獲得した上で、自分なりに社会的事象を考察し、論ずることができる。先史・古代の歴史的知識を獲得した上で、自分なりに社会的事象を考察できる。先史・古代の歴史的知識を獲得することができない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
(1)目標 前近代の政治・経済・宗教・文化など学ぶことを通して、社会の有為な形成者として必要な歴史的教養(歴史的な知識や物の見方・考え方)を身につける。
(2)概要 1年次では、前近代の世界史を学んでいくが、古代文明の時代を中心に取り扱っていく。教科書の内容を均等に進めるのではなく、特定のテーマを深く掘り下げて考察していく。
授業の進め方・方法:
授業担当教員単独で実施による講義を中心とする授業だが、個別の作業課題を随時実施する予定。先史と古代の世界史を取り扱っていく。
注意点:
評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 はじめに ガイダンス(年間日程とシラバスの説明)
歴史を学ぶ意義について、気候変動と歴史
2週 先史時代Ⅰ 人類の出現
3週 先史時代Ⅱ 農耕・牧畜の始まり
4週 先史時代Ⅲ 文明の誕生(先史から歴史時代へ)
5週 オリエント世界と古代文明の成立Ⅰ オリエント世界・地中海世界の地理的特性(風土と人文事象)
6週 オリエント世界と古代文明の成立Ⅱ メソポタミア文明
7週 オリエント世界と古代文明の成立Ⅲ エジプト文明
8週 オリエント世界と古代文明の成立Ⅳ セム系諸民族の興隆、ユダヤ教、ペルシアによるオリエント統一
2ndQ
9週 前期中間試験 これまでの学習内容の確認
10週 地中海世界の形成と古代ギリシアⅠ エーゲ文明
11週 地中海世界の形成と古代ギリシアⅡ ポリスの形成
12週 地中海世界の形成と古代ギリシアⅢ スパルタとアテネ
13週 地中海世界の形成と古代ギリシアⅣ
成長と古代ローマⅠ
古代ギリシア文化
14週 地中海世界とオリエント世界の融合Ⅰ ペルシア戦争、デロス同盟とペロポネソス同盟
15週 期末試験 前期中間試験以降の学習内容の確認
16週 地中海世界とオリエント世界の融合Ⅱ アレクサンドロスの遠征、ヘレニズム文化
後期
3rdQ
1週 地中海世界の成長と古代ローマⅠ 共和政ローマ、ポエニ戦争
2週 地中海世界の成長と古代ローマⅡ ローマ帝国の成立と繁栄
3週 地中海世界の成長と古代ローマⅢ ローマ帝国の衰退と分裂
4週 地中海世界の成長と古代ローマⅣ キリスト教の成立と発展
5週 地中海世界の成長と古代ローマⅤ 古代ローマ文化
6週 アジアの古代文明Ⅰ 南アジア世界、インダス文明
7週 アジアの古代文明Ⅱ 古代インドの文化と宗教、東南アジア世界
8週 後期中間試験 16回から22回の学習内容の確認、
4thQ
9週 アジアの古代文明Ⅲ 中華文明の形成
10週 アジアの古代文明Ⅳ 秦漢帝国と東アジア
11週 東アジア世界の変動と再編Ⅰ 中国の分裂(三国時代、南北朝時代)
12週 東アジア世界の変動と再編Ⅱ 東アジア世界の変動(朝鮮や日本の国家形成、隋・唐の中国再統一)
13週 イスラーム世界の形成と拡大Ⅰ イスラーム文明の誕生
14週 イスラーム世界の形成と拡大Ⅱ イスラーム世界の拡大
15週 期末試験 中間試験以降の学習の確認
16週 成績評価・確認 授業評価アンケートの実施
成績評価・確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力3000010040
専門的能力3000010040
分野横断的能力1000010020