科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 書道
科目番号 0013 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子情報工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 書道Ⅰ(光村図書)
担当教員 山本 有希,立田 麻見

到達目標

古典を臨書することで技術を習得し、更に多様な書美を追求し『習字』と『書道』の違いを認識させる。
創作作品の制作により、自分自身と向き合い、素直に表現する心を養う。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1  臨書原本(手本)を忠実に模写し、尚且つ線質に深みと勢いが有ること。原本(手本)を模写し、臨書の特徴をとらえることができる。原本(手本)の特徴がとらえられない。
評価項目2  創作言葉の持つ意味を表現でき、自分の思いを線にのせることができる。言葉の意味の表現が不足しているが、まとめることができる。自分の思いを表現できる言葉が選ぶことができない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー DP1 説明 閉じる
MCCコア科目 MCCコア科目 説明 閉じる
ディプロマポリシー 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
学習目標(授業のねらい)
古典の臨書で技術を身に付けさせる。筆の理(角度によって線質が変わること)を理解できるよう指導する。創作作品の素材は、自分自身と向き合い、素直に表現できる語句を選べるよう導く。臨書を基に、更に語句に合った表現が出来るよう指導する。
授業の進め方・方法:
講義・実習
事前に行う準備学習:前回の講義の復習および予習を行ってから授業に臨むこと
(授業外学習・事前)授業内容を予習しておく。
(授業外学習・事後)授業内容に関する課題を解く。
注意点:
授業計画は、学生の理解度に応じて変更する場合がある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
楷書の古典とその書風
古典の特徴と用筆を説明し、模範を示す。孔子廟堂碑『天河』の臨書。
2週 楷書の古典とその書風 古典の特徴と用筆を説明し、模範を示す。九成宮醴泉銘『清泉』の臨書。
3週 楷書の古典とその書風 古典の特徴と用筆を説明し、模範を示す。雁塔聖教序『春光』の臨書。
4週 楷書の古典とその書風 古典の特徴と用筆を説明し、模範を示す。顔氏家廟碑『守道』の臨書。
5週 楷書の古典とその書風 古典の特徴と用筆を説明し、模範を示す。牛橛造像記『妙楽』の臨書。
6週 行書の古典とその書風 古典の特徴と用筆を説明し、模範を示す。蘭亭序『清風』の臨書。
7週 行書の古典とその書風 古典の特徴と用筆を説明し、模範を示す。蘭亭序の臨書。
8週 行書の古典とその書風 古典の特徴と用筆を説明し、模範を示す。風信帖『恵風』の臨書。
4thQ
9週 行書の古典とその書風 蘭亭序または風信帖から自由に選んだ文字の臨書。
10週 漢字仮名交じりの書 構成や線質によって変化することを示し、歌の一節などを書かせる。
11週 漢字仮名交じりの書 構成や線質によって変化することを示し、歌の一節などを書かせる。
12週 色紙作品 自身で選んだ語句の漢字を辞書で調べ、構成し自分なりに表現し書かせる。
13週 色紙作品 アドバイス、または教員が参考手本を書き、ひたすら書き込ませる。
14週 色紙作品 色紙に清書し、押印し、作品を完成させる。
15週 鑑賞とまとめ 出来上がった色紙作品の鑑賞会。作品についての制作意図を述べ、また他の生徒の作品について感じたことを述べる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合030020500100
基礎的能力030020500100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000