ものづくり基礎工学実験

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 ものづくり基礎工学実験
科目番号 0018 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 電子情報工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材
担当教員 新開 純子,篠川 敏行,山口 晃史,秋口 俊輔,門村 英城,水本 巌,由井 四海

到達目標

1.電子情報工学科において今後必要とされる知識・技術の基礎的な項目を身につける.
2.電子回路,工作機器などに関する基礎的知識を身につける.
3.ワープロソフト,表計算ソフト,プログラミングに関する基礎的知識を身につける.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
基礎知識全般電子情報工学科において今後必要とされる知識・技術の基礎的な項目が十分身についた.電子情報工学科において今後必要とされる知識・技術の基礎的な項目が身についた.電子情報工学科において今後必要とされる知識・技術の基礎的な項目が身についていない.
ハードウェア系電子回路,工作機器などに関する基礎的知識が十分身についた.電子回路,工作機器などに関する基礎的知識が身についた.電子回路,工作機器などに関する基礎的知識が身についていない.
ソフトウェア系ワープロソフト,表計算ソフト,プログラミングに関する基礎的知識が十分身についた.ワープロソフト,表計算ソフト,プログラミングに関する基礎的知識が身についた.ワープロソフト,表計算ソフト,プログラミングに関する基礎的知識が身についていない.

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
電子情報工学科において今後必要とされる知識・技術の基礎的な項目について,実際に手を動かしながら習得することを目標とする.電気電子,工作,プログラミングなどの基本的事項について機材を用いて適宜実験を行う.
授業の進め方・方法:
前期は5テーマをそれぞれ2~4週程度の期間をかけて行う.テーマによってはグループに分かれて実施する.後期は2テーマをそれぞれ7週程度かけて行う.
注意点:
レポートは全テーマについて、定められた期限内に必ず提出しなければならない
到達目標の達成度評価方法(レポートの内容、質問に対する回答)
レポート評価(レポートの書き方、実験結果の整理と検討、提出期限)
到達目標の達成度を確認するために、提出されたレポートに対して質問をする

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 本実験実習における学習内容,方法を説明できる.
2週 レゴ レゴマインドストームの構成,使用方法,プログラムを作成する下準備について理解できる.
3週 レゴ レゴマインドストームを動作させるためのプログラム作成ツールの使用法が習得できる.
4週 パソコン導入 タイピングの練習やワード・エクセルの基礎的な入力ができる.
5週 パソコン導入 タイピングの練習やワード・エクセルの基礎的な入力ができる.
6週 パソコン導入 個人パソコンの設定ができる.
7週 実験レポート作成 実験レポートを作成ルールに従って作成できる.
8週 電子工作 回路工作の基礎を理解できる.
2ndQ
9週 電子工作 トランジスタを用いた相互インターフォンを作成できる.
10週 電子工作 LEDフリップフロップについて理解できる.
11週 電子工作 CdS明暗センサ制御について理解できる.
12週 ロボット工作 ギヤボックスなどを作りマイコン制御を行う車両を製作できる
13週 ロボット工作 制作した車両を制御するためのマイコン基板の実装と簡単なプログラミングができる
14週 工場実習(図面・工作) ボール盤と旋盤を使うことができる
15週 工場実習(図面・工作) ロボット車両とマイコン基板を固定する金具の製作できる
16週 期末試験 実施せず
後期
3rdQ
1週 プログラム環境設定 プログラミングのための環境設定ができる.
2週 プログラム環境設定 プログラミングのための環境設定ができる.
3週 プログラミング入門 C言語の基礎について理解できる.
4週 プログラミング入門 C言語の基礎について理解できる.
5週 プログラミング入門 C言語の基礎について理解できる.
6週 プログラミング入門 C言語の基礎について理解できる.
7週 プログラミング入門 C言語の基礎について理解できる.
8週 実験レポート作成 実験レポートを作成ルールに従って作成できる.
4thQ
9週 基礎電気(導体の抵抗) 導体の抵抗は、その物質の材質や形状によって決まることについて説明できる
10週 基礎電気(いろいろな抵抗) 様々な形状・種類の抵抗器について説明できる
11週 基礎電気(導体の抵抗と接地) 電気機器の接地についてその必要性を説明できる
12週 基礎電気(電力と電力量) 電力・電力量の意味を理解し、身近な電気機器の電力使用量を説明できる
13週 基礎電気(電流の発熱作用) ジュール熱を利用した電気機器の例を紹介しながら、電流の発熱作用を説明できる
14週 基礎電気(熱電気現象) 電気-熱の相互変換の代表として、ゼーベック効果とペルチェ効果について説明できる
15週 期末試験
16週 期末試験の解答 試験返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合01000000100
基礎的能力025000025
専門的能力050000050
分野横断的能力025000025