総合国語Ⅲ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 総合国語Ⅲ
科目番号 0020 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子情報工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 現代文B(教育出版)
担当教員 近藤 周吾

到達目標

 自身の考えや他者の意見を論理的に表現することができる。難解な言葉や事象であっても正確に理解しようと努め、なるべく原義を損なわないかたちで、わかりやすい表現に言い換えることができる。高等学校卒業程度の漢字能力を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1課題文や図表を踏まえ、600字程度の小論文を3段落構成で論理的に記述できる。課題文や図表を踏まえ、600字程度の小論文を3段落構成である程度論理的に記述できる。課題文や図表を踏まえ、600字程度の小論文を3段落構成で論理的に記述できない。
評価項目2難解な論理的文章や文学的文章を正確に理解し、わかりやすく表現しなおすことができる。難解な論理的文章や文学的文章を正確に理解できる。難解な論理的文章や文学的文章が正確に理解できない。
評価項目3高等学校卒業程度の漢字能力がある。高等学校1~2年程度の漢字能力がある。高等学校1~2年程度の漢字能力がない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
 講義形式を基本とするが、小論文の演習を行うこともある。前期は漢字テストを毎時、実施する。
授業の進め方・方法:
 講義形式を基本とするが、小論文の演習を行うこともある。前期は漢字テストを毎時、実施する。
注意点:
 講義形式を基本とするが、小論文の演習を行うこともある。前期は漢字テストを毎時、実施する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション 授業の概要を理解する。
2週 想像への畏敬 全体を音読し、概要を理解する。
3週 想像への畏敬 わかりにくい表現をわかりやすい表現に言い換えることができる。
4週 山月記 わかりにくい表現をわかりやすい表現に言い換えることができる。
5週 山月記 わかりにくい表現をわかりやすい表現に言い換えることができる。
6週 山月記 主人公以外の複数の視点から状況を整理できる。
7週 山月記 主人公以外の複数の視点から状況を整理できる。
8週 山月記 これまでの復習・定着
2ndQ
9週 孟母断機 儒家の思想や諸子百家の思想の概要を理解する。
10週 孟母断機 全体を音読し、漢文訓読ができる。
11週 孟母断機 全体を音読し、漢文訓読ができる。
12週 孟母断機 それぞれの語句を正しく理解できる。
13週 孟母断機 それぞれの語句を正しく理解できる。
14週 孟母断機 これまでの復習・定着
15週 期末試験 これまでの復習・定着
16週 まとめ・補足 これまでの復習・定着
後期
3rdQ
1週 小論文の書き方 目標や抱負の書き方について学ぶ。
2週 小論文の書き方 課題文型小論文の書き方について学ぶ。
3週 小論文の書き方 データ型小論文の書き方について学ぶ。
4週 小論文の書き方 課題文型小論文を書くことができる。
5週 小論文の書き方 データ型小論文を書くことができる。
6週 虚構のリアリズム 映像表現と文章表現の対応を理解することができる。
7週 虚構のリアリズム 全体の概要を理解し、要約することができる。
8週 虚構のリアリズム 問題意識を理解することができ、平易な表現に置き換えられる。
4thQ
9週 虚構のリアリズム 難解な部分を理解することができ、平易な表現に置き換えられる。
10週 虚構のリアリズム 難解な部分を理解することができ、平易な表現に置き換えられる。
11週 俘虜記 全体の概要を理解することができる。
12週 俘虜記 細部の差異を正確に理解し、それを説明できる。
13週 俘虜記 細部の差異を正確に理解し、それを説明できる。
14週 俘虜記 虚構のリアリズムと対比し、自身の問題設定の下、長めの小論文を書くことができる。
15週 期末試験 これまでの復習・定着
16週 まとめ・補足 これまでの復習・定着

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合700015015100
基礎的能力700015015100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000