Fundamentals of Electricity Ⅱ

Course Information

College Toyama College Year 2020
Course Title Fundamentals of Electricity Ⅱ
Course Code 0023 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Lecture Credits School Credit: 1
Department Department of Electronics and Computer Engineering Student Grade 2nd
Term Second Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 精選電気基礎【実教出版】精選電気基礎演習ノート【実教出版】
Instructor Yamaguchi Akifumi

Course Objectives

1.電気に関する基本的な事項(交流電流、インピーダンス、共振など)を説明できる。
2.電気に関する基本的な諸量について計算方法を説明することができる。
3.家庭で使われている電気機器についてその動作原理を説明できる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1電気に関する基本的な事項について自律的に説明できる電気に関する基本的な事項について教員の指導のもとに説明できる電気に関する基本的な事項について説明できない
評価項目2電気に関する基本的な諸量について自律的に計算できる 電気に関する基本的な諸量について教員の指導のもとに計算できる電気に関する基本的な諸量について計算できない
評価項目3家庭で使われている電気機器についてその動作原理を習得した知識を活かして説明できる家庭で使われている電気機器についてその動作原理を教員の指導のもとに説明できる家庭で使われている電気機器についてその動作原理を説明できない

Assigned Department Objectives

MCCコア科目   See Hide
ディプロマポリシー 1 See Hide

Teaching Method

Outline:
基本的な電気現象についての説明と各種の法則と計算法の正確な扱いを理解する。授業では座学と平行して、電気実験装置などによって掲示・実演を行いながら電気に関心を持たせ、家庭や社会生活に溢れている個々の事例をについても説明を行う。
Style:
教員単独による講義を実施する。実験やシミュレーションを取り入れ、視覚的にわかりやすい講義になるよう努める。
Notice:
試験の成績、およびレポート提出の合計を100%として評価する。学期毎の評価は中間試験と期末試験の評価の平均とする。
評価が60点に満たない者は,願い出により追認試験を受けることができる。
追認試験の結果,単位の修得が認められた者にあっては,その評価を60点とする。

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st 交流電流 交流電流と直流電流の違いについて説明できる。その発生および表し方について説明できる。
2nd 交流の周期と周波数 正弦波交流電流の三角関数表現より、最大値・周波数・瞬時値を求める方法を説明できる。
3rd 実効値 時々刻々変化する交流電流を一つの値で表現するとき、実効値を用いることを説明できる。
4th 記号法 交流の電圧や電流を複素数で表すことによって、回路の計算が簡単になることを説明できる。
5th 抵抗Rだけの回路 交流電源に純抵抗Rのみを接続した回路に流れる電流を計算し、電流波形を表すことができる。
6th コイルLだけの回路 交流電源にコイルLのみを接続した回路に流れる電流を計算し、電流波形を表すことができる。
7th 静電容量Cだけの回路 交流電源に静電容量Cのみを接続した回路に流れる電流を計算し、電流波形を表すことができる。
8th 中間試験 中間試験
4th Quarter
9th RL直列回路 交流電源に純抵抗RとコイルLを接続した回路に流れる電流を計算し、電流波形を表すことができる。
10th RC直列回路 交流電源に純抵抗Rと静電容量Cを接続した回路に流れる電流を計算し、電流波形を表すことができる。
11th RLC直列回路 RLC直列回路に流れる電流と全電圧の関係をベクトルで図示し、誘導性リアクタンスと容量性リアクタンスが相殺するように働くことが説明できる。
12th アドミタンス 並列回路の電流と電圧の関係はアドミタンスを用いて計算することができる。
13th RLC並列回路 RLC並列回路に流れる電流と全電圧の関係をベクトルで図示し、誘導性リアクタンスと容量性リアクタンスが相殺するように働くことが説明できる。
14th 共振回路 RLC直列回路、LC並列回路に周波数の異なる交流電源を接続したときの周波数特性(電流、インピーダンス)について説明できる。
15th 期末試験 期末試験
16th 答案返却、解説 答案返却

Evaluation Method and Weight (%)

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000