Fundamentals of Electricity Ⅰ

Course Information

College Toyama College Year 2020
Course Title Fundamentals of Electricity Ⅰ
Course Code 0026 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Lecture Credits School Credit: 1
Department Department of Electronics and Computer Engineering Student Grade 2nd
Term First Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 精選電気基礎【実教出版】精選電気基礎演習ノート【実教出版】
Instructor Yamaguchi Akifumi

Course Objectives

1.電気に関する基本的な事項(オームの法則、磁気・静電気に関するクーロンの法則など)を説明できる。
2.電気に関する基本的な諸量について計算方法を説明することができる。
3.家庭で使われている電気機器についてその動作原理を説明できる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1電気に関する基本的な事項について自律的に説明できる電気に関する基本的な事項について教員の指導のもとに説明できる電気に関する基本的な事項について説明できない
評価項目2電気に関する基本的な諸量について自律的に計算できる電気に関する基本的な諸量について教員の指導のもとに計算できる電気に関する基本的な諸量について計算できない
評価項目3家庭で使われている電気機器についてその動作原理を習得した知識を活かして説明できる家庭で使われている電気機器についてその動作原理を教員の指導のもとに説明できる家庭で使われている電気機器についてその動作原理を説明できない

Assigned Department Objectives

MCCコア科目   See Hide
ディプロマポリシー 1 See Hide

Teaching Method

Outline:
基本的な電気現象についての説明と各種の法則と計算法の正確な扱いを理解する。授業では座学と平行して、電気実験装置などによって掲示・実演を行いながら電気に関心を持たせ、家庭や社会生活に溢れている個々の事例をについても説明を行う。
Style:
教員単独による講義を実施する。実験やシミュレーションを取り入れ、視覚的にわかりやすい講義になるよう努める。
Notice:
試験の成績を100%として評価する。学期毎の評価は中間試験と期末試験の評価の平均とする。
評価が60点に満たない者は,願い出により追認試験を受けることができる。
追認試験の結果,単位の修得が認められた者にあっては,その評価を60点とする。

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st 磁石と磁気 磁気の性質や磁気に関する用語を理解し、磁極間同士に作用する力を説明できる。
2nd 磁気に関するクーロンの法則 磁気に関するクーロンの法則について説明できる。
3rd 磁気誘導と磁気遮蔽 釘が磁石に引きつけられる性質について理解し、磁石が鉄を磁化する働きについて説明できる。
4th 磁束と磁束密度 磁束の意味を理解し、磁束密度は単位面積あたりの磁束であることが説明できる。
5th 電流と磁界 導線に電流を流すと導線の周囲に磁界が生じる現象を説明できる。また導線を螺旋状に巻き付けることによって磁石と同じ働きをすることが説明できる。
6th 電磁力の大きさと向き 電磁力は電流と磁界の相互作用によって生じることを理解し、その向きはフレミング左手の法則に従うことが説明できる。
7th 電磁誘導と誘導起電力 磁界を導体が横切るとき、あるいはコイル内の磁界が増減するとき誘導起電力が発生する現象について説明できる。またフレミング右手の法則、レンツの法則を説明できる。
8th 中間試験 中間試験
2nd Quarter
9th 帯電現象 摩擦によって物質の電子が他方に移動することが説明できる。物質が正と負に帯電することによって双方が引きつけ合う現象が説明できる。
10th 静電気に関するクーロンの法則 静電気に関するクーロンの法則について説明できる。
11th 電界と電気力線 電界中に電荷をおいたとき、これに静電力が働くことが説明できる。電界について説明できる。
12th 静電容量 2枚の電極板間に正負の電荷が蓄えられることによって静電容量の大きさを説明できる。
13th コンデンサの直列接続 コンデンサの直列回路を説明し、すべてのコンデンサに等量ずつの電荷が蓄えられることが説明できる。また、合成静電容量を求め、各コンデンサに加わる電圧が計算できる。
14th コンデンサの並列接続 コンデンサの並列回路を説明し、すべてのコンデンサに蓄えられる電荷が全電荷であることが説明できる。また、合成静電容量を求め、各コンデンサに加わる電圧が計算できる。
15th 期末試験 期末試験
16th 答案返却、解説 答案返却

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000