工学演習Ⅰ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 工学演習Ⅰ
科目番号 0028 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子情報工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 配布プリント
担当教員 山口 晃史

到達目標

1.電気数学に関する基礎を学び、指数・対数の計算方法を説明できる。
2.電気数学に関する基礎を学び、三角関数、複素数の計算方法を説明できる。
3.電気数学に関する基礎を学び、微分・積分の計算方法を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1指数・対数の計算方法について自律的に説明できる指数・対数の計算方法を教員の指導のもとに説明できる指数・対数の計算方法を説明できない
評価項目2三角関数、複素数の計算方法を自律的に計算できる三角関数、複素数の計算方法を教員の指導のもとに説明できる三角関数、複素数の計算方法を説明できない
評価項目3微分・積分の計算方法を自律的に計算できる微分・積分の計算方法を教員の指導のもとに説明できる微分・積分の計算方法を説明できない

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
これまで学んだ数学の知識を利用し、基本的な現象を方程式で表し、解けるように練習する。授業では基本・応用問題を解き、工学計算の導入を図る。
授業の進め方・方法:
授業ではプリント学習と主に、これまで学んだ数学の知識を工学に応用する。表計算ソフトを利用して、指数・対数や三角関数、微分・積分の意味を探求する。
注意点:
試験の成績を100%として評価する。
本科目では、50点以上の評価で単位を認定する。評価が50点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。
追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を50点とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
指数・対数1
電気回路の計算に指数・対数が利用されていることを説明できる
2週 指数・対数2 指数・対数の使い方が説明できる
3週 指数・対数3 指数・対数の計算方法が説明できる
4週 指数・対数のグラフ1 指数・対数のグラフを表計算ソフトで描くことができる
5週 指数・対数のグラフ2 指数・対数のグラフを表計算ソフトで描くことができる
6週 指数・対数の応用1 指数・対数の応用問題を解くことができる
7週 指数・対数の応用2 指数・対数の応用問題を解くことができる
8週 中間試験 中間試験
2ndQ
9週 三角比1 電気回路の計算に三角比が利用されていることを説明できる
10週 三角比2 三角比の使い方が説明できる
11週 三角関数1 交流回路と三角関数について説明できる
12週 三角関数2 三角関数の計算方法が説明できる
13週 三角関数のグラフ1 三角関数のグラフをエクセルで描くことができる
14週 三角関数のグラフ2 三角関数のグラフをエクセルで描くことができる
15週 期末試験 期末試験
16週 期末試験の解答 期末試験の解答解説
後期
3rdQ
1週 複素数1 電気回路の計算に複素数が利用されていることを説明できる
2週 複素数2 複素数の使い方が説明できる
3週 複素数3 直交座標表示、極座標表示、指数表示について説明できる
4週 複素数4 オイラーの公式について説明できる
5週 複素数5 オイラーの公式について説明できる
6週 複素数6 n乗根について説明できる
7週 複素数7 座標の回転について説明できる
8週 中間試験 中間試験
4thQ
9週 微分・積分1 電気回路の計算に微分・積分が利用されていることを説明できる
10週 微分・積分2 表計算ソフトで関数グラフの傾き・面積の計算ができる
11週 微分・積分3 表計算ソフトで関数グラフの傾き・面積の計算ができる
12週 微分・積分4 導関数の求め方について説明できる
13週 微分・積分5 導関数の求め方について説明できる
14週 微分・積分6 積分について求め方を説明できる
15週 期末試験 期末試験
16週 答案返却、解説 答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000