到達目標
〇青年期の課題の概要を理解する。
〇古今東西のさまざまな思想・哲学の概要について理解する。
〇国内外の宗教の概要について理解する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 青年期の課題の概要を非常によく理解している。 | 青年期の課題の概要を理解している。 | 青年期の課題の概要を理解していない。 |
評価項目2 | 古今東西のさまざまな思想の概要について非常によく理解している。 | 古今東西のさまざまな思想の概要について理解している。 | 古今東西のさまざまな思想の概要について理解していない。 |
評価項目3 | 国内外の宗教の概要について非常によく理解している。 | 国内外の宗教の概要について理解している。 | 国内外の宗教の概要について理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
MCCコア科目
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ディプロマポリシー 3
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教育方法等
概要:
青年期の課題を把握し、世界の哲学、思想、宗教を通史的に理解する。
授業の進め方・方法:
講義を中心とする。
注意点:
学生の理解度や関心度に応じて授業計画を適宜、変更する場合がある。成績評価は4回の定期試験によって行う。
本科目では、50点以上の評価で単位を認定する。
評価が50点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を50点とする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、青年期の課題(1) |
フロイトのいう防衛機制などについて理解する。
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2週 |
青年期の課題(2) |
マズローのいう欲求の構造などについて理解する。
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3週 |
古代ギリシャの思想(1) |
ソフィストたち、ソクラテス、プラトンの考え方などについて理解する。
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4週 |
古代ギリシャの思想(2) |
アリストテレス、エピクロス派、ストア派の考え方などについて理解する。
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5週 |
世界の宗教(1) |
ユダヤ教とキリスト教について理解する。
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6週 |
世界の宗教(2) |
イスラームについて理解する。
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7週 |
世界の宗教(3) |
仏教について理解する。
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
中間試験の解説、古代中国の思想(1) |
孔子、孟子、荀子、韓非子の考え方などについて理解する。
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10週 |
古代中国の思想(2) |
朱子、王陽明、老子、荘子の考え方などについて理解する。
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11週 |
日本による仏教の受容 |
聖徳太子の憲法十七条などについて理解する。
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12週 |
日本の仏教(1) |
最澄と空海の考え方などについて理解する。
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13週 |
日本の仏教(2) |
親鸞、道元、日蓮の考え方などについて理解する。
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14週 |
日本の陽明学 |
中江藤樹と熊沢蕃山の考え方などについて理解する。
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
期末試験の解説 |
試験の解説。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
明治の啓蒙思想 |
福沢諭吉や中江兆民の考え方を理解する。
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2週 |
日本における近代的自我の確立 |
夏目漱石の考え方などを理解する。
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3週 |
日本の近代批評 |
小林秀雄や坂口安吾の考え方を理解する。
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4週 |
宗教改革 |
ルターとカルヴァンのプロテスタントの考え方を理解する。
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5週 |
モラリスト |
パスカルの考え方などについて理解する。
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6週 |
近代の科学革命 |
コペルニクス、ケプラー、ガリレイ、ニュートンの考え方などについて理解する。
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7週 |
イギリス経験論 |
フランシス・ベーコン、バークリー、ヒュームの考え方などについて理解する。
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
中間試験の解説、大陸合理論 |
デカルトの考え方などについて理解する。
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10週 |
人格の尊厳と自由 |
カントの考え方について理解する。
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11週 |
功利主義 |
ベンサムとJ・S・ミルの考え方を理解する。
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12週 |
実存主義 |
キルケゴール、ニーチェ、ヤスパース、ハイデッガーの考え方などを理解する。
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13週 |
構造主義 |
ソシュールとレヴィ=ストロースの考え方を理解する。
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14週 |
生命への畏敬と社会参加 |
ガンディーの考え方などを理解する。
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
期末試験の解説 |
試験の解説。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 公民的分野 | 人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |