プログラミングⅡ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 プログラミングⅡ
科目番号 0040 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子情報工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 後藤義和 他:入門C言語(実教出版)
担当教員 新開 純子,秋口 俊輔,門村 英城

到達目標

1.配列を活用したCプログラムを作成できる.
2.ポインタを活用した関数プログラムを作成できる.
3.文字列処理のCプログラムを作成できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1十分に配列を活用したCプログラムを作成できる,配列を活用したCプログラムを作成できる,配列を活用したCプログラムを作成できない.
評価項目2十分にポインタを活用した関数プログラムを作成できる.ポインタを活用した関数プログラムを作成できる.ポインタを活用した関数プログラムを作成できない.
評価項目3十分に文字列処理のCプログラムを作成することができる.文字列処理のCプログラムを作成することができる.文字列処理のCプログラムを作成することができない.

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 アルゴリズム作成からCプログラムの作成・実行までのプロセスを通して,コンピュータを用いた問題解決の手法を理解し,C言語によるプログラム作成ができる.
授業の進め方・方法:
 自作の学習ノートを配布して,各自のノートパソコンを使って,講義と演習を同一時間内で展開する.
注意点:
<追認試験>
 評価が50点に満たないものは,願い出により追認試験を受けることができる.追認試験の結果,単位の修得が認められたものにあたっては,その評価を50点とする.評価はおよび評価基準は追認試験(100%)で評価する.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 1次元配列
関連するデータをまとめて扱うことができる配列を活用したプログラムを作成できる.
2週 1次元配列と関数
引数が1次元配列の関数プログラムを作成できる.
3週 演習
演習課題(ホーナー法を用いた多項式)の関数プログラムを作成できる.
4週 演習
演習課題(基本ソート)の関数プログラムを作成できる.
5週 2次元配列
2次元配列を活用したプログラムを作成できる.
6週 2次元配列と関数
引数が2次元配列の関数プログラムを作成できる.
7週 演習
演習課題のプログラムを作成できる.
8週 中間試験
中間試験
4thQ
9週 ポインタ
メモリとアドレス,変数宣言とメモリアドレスの関係,ポインタ変数の使い方を説明できる.
10週 ポインタと配列
配列のポインタ表現を説明できる.
11週 関数(番地渡し)
番地渡しの関数プログラムを作成できる.
12週 文字列処理
文字列の表現等を説明できる.
13週 演習
演習課題のプログラムを作成できる.
14週 演習
演習課題のプログラムを作成できる.
15週 期末試験 期末試験
16週 答案返却,解説,授業アンケート等

答案返却,解説,授業アンケート等

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野プログラミングプログラミング言語は計算モデルによって分類されることを説明できる。1後14
主要な計算モデルを説明できる。1後14
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。1後1,後2,後5,後6,後9,後10,後11,後12
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを設計することができる。1後1,後2,後5,後6,後9,後10,後11,後12
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを実装することができる。1後3,後4,後7,後13,後14
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを実装できる。1後3,後4,後7,後13,後14

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力4000001050
専門的能力4000001050
分野横断的能力0000000