国語表現

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 国語表現
科目番号 0046 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子情報工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 『大学生のための日本語表現トレーニングスキルアップ編』(三省堂)
担当教員 近藤 周吾

到達目標

「JABEE基準1(2)」(f) これまでの総合国語の知識を生かしながら、書くことを中心とした国語表現の能力を高めることを目標とする。特に就職した後や進学した後に必要なビジネス、あるいはアカデミックな文章表現の基礎的な能力を養成する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1お礼やお詫びなどの気持ちを十分に表現できる。お礼やお詫びなどの表現の形式を覚える。お礼やお詫びなどの表現ができない。
評価項目2定まった書式を理解し、適切に表現できる。定まった書式が理解できる。定まった書式が理解できない。
評価項目3敬語法の基礎を理解し、適切に使用できる。敬語法の基礎を理解できる。敬語法の基礎が理解できない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE C1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
講義形式で授業を進めるが、トレーニングシートを用いた演習を並行させる。また、日常、あるいは演劇形式により、敬語を使用する機会を設け、音声言語のトレーニングも活発に行っていく。
授業の進め方・方法:
1.講義により、その単元の概説を行う。
2.その後、トレーニングシートの演習を行い、定着度を確認する。
3.発展学習として、音声言語のトレーニング(対話やスピーチ)を実施する。
注意点:
日常会話でも適切な敬語の使用を求める。評価は筆記試験だけでなく、音声表現や提出物などの平常点も重視する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション
第1章「自己紹介」
授業の概要を理解する。他人に紹介できるスキルを身につける。
2週 第2章「大学でのノートのとり方」 ノートのとり方を通じて、文書の書き方を理解する。
3週 第3章「敬語の基礎」(前) 敬語法の基礎を理解する。
4週 第3章「敬語の基礎」(後) 敬語法の基礎を理解し、適切に使いこなす。
5週 第4章「確実な連絡メモ」 5W3Hを意識し、伝達の基礎を学ぶ。
6週 第5章「メールの書き方」 公的な場で用いるメールの書き方を学ぶ。
7週 第6章「手紙の書き方」 お礼文と謝罪文の書き方をマスターする。
8週 第7章「説明のコツ」 全体から部分へという説明のコツを会得する。
4thQ
9週 第8~9章「大学生の調べ方」 インターネットや図書館の活用法を知る。
10週 第16章「履歴書の作成」 履歴書やエントリーシートの書き方を学ぶ。
11週 第17章「面接の受け方」 面接を実際に経験してみる。
12週 基礎ドリル 漢字や表現についての知識を補充する。
13週 まとめ・その他の文書 これまでの復習と補足
14週 まとめ・その他の文書 これまでの復習と補足
15週 まとめ・その他の文書 これまでの復習と補足
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50000050100
基礎的能力50000050100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000