電子情報工学実験ⅡB

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 電子情報工学実験ⅡB
科目番号 0054 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子情報工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 配布プリント、ICトレーナー、ブレッドボード
担当教員 椎名 徹,山口 晃史,早勢 欣和,秋口 俊輔,門村 英城

到達目標

1.実験実習において安全な作業手順ついて説明できる
2.パソコンを用いたプレゼンテーションや数値計算の方法が説明できる
3.パソコンを用いたプログラミングの方法が説明できる
4.電気・電子回路および論理回路の作成方法について説明できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1実験実習において安全な作業手順ついて自律的に説明できる 実験実習において安全な作業手順ついて教員の指導のもとに説明できる 実験実習において安全な作業手順ついて説明できない
評価項目2パソコンを用いたプレゼンテーションや数値計算の方法が自律的に説明できる パソコンを用いたプレゼンテーションや数値計算の方法が教員の指導のもとに説明できる パソコンを用いたプレゼンテーションや数値計算の方法が説明できない
評価項目3パソコンを用いたプログラミングの方法が自律的に説明できる パソコンを用いたプログラミングの方法が教員の指導のもとに説明できる パソコンを用いたプログラミングの方法が説明できない
評価項目4電気・電子回路および論理回路の作成方法について自律的に説明できる 電気・電子回路および論理回路の作成方法について教員の指導のもとに説明できる 電気・電子回路および論理回路の作成方法について説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
学生個人あるいはグループ学習によって電子情報分野に関する実験実習を行い、電気回路作成やプログラミングができるようする。
授業の進め方・方法:
実験は教員の作成したプリントに従って進める。
注意点:
実験は危険を伴うこともあるので周囲に作業の妨げとなるものを置かないようにする。特にノートパソコン等を扱うときは電源コードを意識し、踏んだり引っ掛けたりしないように注意する。
ロジックICを扱うときは静電気を身体から逃すよう気をつけること。
実験結果についてその考察を十分に行いレポートにまとめること。
教員の指定した日時までにレポートを必ず提出すること。
その他教員・技術職員の指示に従い安全に実験を遂行するよう心がけること。
レポートの成績を100%として評価する。単位認定には、50点以上の評定が必要である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 論理回路 NANDゲートによる組み合わせ回路
2週 論理回路 NANDゲートによる組み合わせ回路
3週 論理回路 算術演算素子 ALU
4週 実験基礎 電源、抵抗器、オシロスコープ、デジタルテスタの使い方
5週 電気回路 Arduinoによる電子回路制御
6週 電気回路 Arduinoによる電子回路制御
7週 論理回路 JK-FFによるカウンタ
8週 論理回路 JK-FFによるカウンタ
4thQ
9週 プログラミング パソコンを用いたプログラム作成
10週 プログラミング パソコンを用いたプログラム作成
11週 プログラミング パソコンを用いたプログラム作成
12週 プログラミング パソコンを用いたプログラム作成
13週 プログラミング パソコンを用いたプログラム作成
14週 プログラミング パソコンを用いたプログラム作成
15週 レポートの整理 実験の目的、方法、結果、考察について説明できる
16週 レポートのまとめ 実験の目的、方法、結果、考察をレポートとして記述できる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000